雑煮やお節をいただき、自宅でのんびりしていると、体が蠢いてくる。どうも貧乏性な性分のようで、ジッと巣ごもりしているのが苦手なようだ。そこでという訳でも無いが「農園視察」へと出向くことに。流石にまだ正月の真っ最中、棚田に人影は見当たらない。仲間達も正月雰囲気でのんびりしているのだろうな・・・・・・と想像していたら、あら不思議、農園に仲間の姿が。どうも貧乏性な性分は同じらしい。年末最終の作業日は28日位、流石に収穫物も切れて来たようだ。野菜の補充に出向いてきたのだろう。挨拶を交わし眺めていると想像通りで、某かの野菜類を収穫し始めたようだ。
今は冬野菜の最盛期、各自で異なってはいるが各種の野菜がてんこ盛りの状態だ。それぞれ必要とする分を収穫し、仲間にもお裾分け。ここらが仲間の有り難いところで、未耕作の野菜も不自由しない。場合によっては仲間に依存し、栽培を中止している領域もある。サトイモやスイカ或いはカボチャなど。耕地の状態で、合う合わないの問題が生じるのだ。とりわけサトイモは水の導入が必要不可欠で、栽培適地は限られてくる。「大御所」や「長老」の耕地に頼らざるを得ない。
例の若き挑戦者O氏も下仁田ネギの収穫を始めたようだ。「正月から出荷するのか」と問うたら、さに非ずで、全部自家用らしい。毎日ネギを食べて暮らすハメになるぞと忠告したが、どうもその気配。料理も達者な領域のようだから、心配は無用かな。彼からもお裾分けが回ってきた、下仁田ネギと聖護院ダイコンのようだ。
画像は子狸の頂き物、仲間からの差し入れだ。聖護院ダイコン+下仁田ネギ+ミズナ、何れも栽培していない品目で有り難いものだ。冬場は鍋料理の季節、いずれも鍋には打って付けの野菜なのだ。持ち帰って早速の鍋料理といきますか.ちなみに鍋料理は何れも好物、体が温まるので冬場には最適ですね。本日の頂き物が年明け最初の搬送物、つまり「初荷」となりますか。幟や旗は無いけれど、気分は初荷運送で自宅へと戻りますか。