朝から草抜きの作業を進めていた。区切りの良いところで一段落、昼食まで1時間ほどの隙間時間が生じた。そこで兼ねて気がかりだった、エンドウのネット張りに挑戦することに。実エンドウの栽培については、障害が発生していることは何度か触れているのでご存じかと思う。11月3日に種蒔きした「ウスイエンドウ」だが、発芽しなかったので追加播種し、保険として「グリーンピース」の品種を再々播種したのは既述かと思う。その再々播種のエンドウが2ヶ月近く掛かってどうにか発芽してくれた。僅か1センチ程度の芽が健気にも寒気の中で生き抜いている。どうやら遅ればせとは言え、成長が期待できそうだ。
其処で環境整備に取りかかることにし、ネット環境の構築を始めることに。エンドウは基本的に「ツルアリ種」を選んでいる。エンドウがつかまり立ちするのにネットが必要なタイプだ。ネットは「キュウリネット」を代用している。1個100円~200円程度で購入できるからお手軽だ。支柱は既に立てているので後は張り渡すのみ。これが簡単な作業なんだが、慣れるまでは混乱する。ネットがグシャグシャになりやすいのだ。
ネットは機械でよじってあるので、要は末端を探し出すこと。末端を基準としてねじれに沿って支援ロープを通してあげれば良い。後は広げるのみだが、慣れるまでは四苦八苦するようだ。ネットを広げたら固定が必要だが、ネットをピンと張り詰めるには少々のコツを要する。ここで作業者の力量が問われる次第。手慣れた者が張ると、引き締まったネット環境が出来上がる。慣れない者が張ると、ダランとした不格好なネットとなる。最もそれなりにエンドウはつかまり立ちしてくれるので、心配は無用だ。
斯くしてネット環境は出来上がった。エンドウが成長してくれるかどうかは未知数だが、期待しておこう。スナップエンドウについては問題無いようだ。こちらは20センチ以上に育ってくれて春の到来を待ち望んでいるところ。4月の末には収穫の喜びとなるだろう。