木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ジャガイモの芽出し作業

2023年01月19日 05時31分42秒 | 耕作放棄地

年も明け小正月も過ぎ去った、いよいよ農作業の開始だろう。年初の仕事は「ジャガイモ」への対応だ。当地では概ね2月の中旬から下旬にかけてがジャガイモの植え込み時期だ。逆算して1月の中旬位から作業に取り掛かる。作業というのは「種芋の芽出し作業」、つまり入手した種芋に十分な太陽光線を浴びせ発芽を促す措置だ。寒冷期の1ヶ月程だから発芽が見られるか否かは微妙だが、内部では進行が進んでいるはずだ。当然ながら埋設後の発育が速やかに行われる。

まずもって必要なのが種芋の入手、何時もの種苗店を訪ねた。例年、「ダンシャク」を栽培しているのだが、今年は品種を「キタアカリ」に変更しようと想定していた。店頭で眺めていると、キタアカリの状況がどうにも芳しく無いようだ。ダンシャクも覗いてみたが、子狸が期待するような状態とは思えなかったので急遽変更。比較的状況が良かった「メークイン」を選択することに。5キロの袋を1袋購入した。カウントしてみないと解らないが、大きめなのはカットするとしても大小様々、必要量があるのかどうか。取りあえず5キロへの対処で始める予定だ。

価格は5キロで1500円程だった。高いのか安いのか不明だが、小袋を累積で購入するよりは割安のようだ。自宅へ持ち帰り、対応処置を取る。古新聞を敷いたパレットに種芋を広げ、二階の太陽に近い場所に並べる。暖房の効いていない物置仕様の部屋だが、日当たりは申し分無い。ただ西向きなので、午前中はあまり期待できないかな。斯くして簡単な作業だが、前もっての対応次第で以後の発育が異なってくるのだ。

メークインの選択は過去1回あり、今回が二度目かな。人により好き好きだが、仲間内では「ダンシャク」か「メークイン」若しくは「アンデスレッド」の選択が多いようだ。長老は「キタアカリ」がお好みな模様。品種選択の違いは、想定される調理の相違によるのだろう。ダンシャクは粉質が多いのでコロッケなどに、メークインは粘質なので煮込み料理向きかな。収穫期は6月頃、跡地をサツマイモの栽培地に予定しているので、苗の入手との兼ね合いで微妙な時期となりそうだ。2月の中旬と早めの植え込みを想定してるのも、サツマイモの栽培を意識してのこと、予定が無ければ3月に入って暖かく成ってからでも十分なのだが。

 

 

 

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