木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ニンニクの栽培

2023年01月30日 05時33分54秒 | 耕作放棄地

ニンニクを栽培している。例年続けている栽培品目だが、昨年は酷い目にあってしまった。完全に全滅してしまったのだ。それこそ1個も収穫出来なかった。病気の発生かと思うが、偶然にも「子狸」と例の「百姓候補生」氏の2名だけに同時に発生してしまったのだ。他の仲間は無事だったので、作業手順に不具合があったのだろう。失敗の原因を探ってみると、推測だがどうも「過剰施肥」が原因のようだ、つまり肥料のやり過ぎである。過ぎたるは何とやら・・・・・とは人間社会の教えだが、野菜の栽培にも該当するようだ。

早く大きくなあれ・・・・・・との思いが強すぎたのだろう。しかも化成肥料を使用しすぎた。ご存じだろうが化成は速効性があり効き目が強い。大量に散布しすぎると障害を発生するのは、自明の理であろう。迂闊だったのだ。収穫時の6月を前に、溶けるように茎が消えていった。残った茎も腐ったような状況、病気の発生しか考えられないだろう。

失敗に鑑み、今年は注意を重ねている。まずもって化成肥料を控えめにし、鶏糞等の有機肥料に転換したのだ。しかも少なめに留意している。過去年も、どちらかというと「ほったらかし栽培」に近かった。程々の施肥がかえって適当なのかも知れない。人間社会でいうところの肥満児的な問題なのかも。

画像が子狸のニンニク畑の現況だが、今のところ大きな問題は発生していない。多少、黄色っぽい茎が見られるが、肥料控えめな作戦が効いているのかも・・・・・・と思っている。それにしても、足らずもダメ、過ぎてもダメ・・・・・ここでも中庸の徳が要求されるようで、兼ね合いの調整に苦心している。どちらかというと、過ぎたるよりも足らずの方がまだマシのようだ。

今年は何としてもニンニクの収穫に繋げたい。私宅はニンニクの多用家庭、無ければ生活に支障が生じるのだ。たかがニンニク、されどニンニク、有り難い産物に振り回されている。

 

 

 

 

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