木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

再々播種の実エンドウ

2023年01月18日 05時20分28秒 | 耕作放棄地

冬越しの野菜である「エンドウ」を栽培しているのだが、「実エンドウ」でトラブルに遭遇している。実は当初、11月3日に種蒔きし月末に確認したところ発芽がポツンとしか見られず、追加播種を行った。そのうえ保険として別箇所に再々播種をも行っていたのだ。結果、追加播種分は少しの発芽、再々播種分はかなりの遅れを生じて発芽と相成った。通常だと10日前後位で十分発芽するのだが、2ヶ月近くを要しての遅まきの発芽だった。推測だが、年末に発生した急激な寒波のせいではないかと思っている。

画像をご覧頂いたらお解りかと思うが、昨日の撮影分である。本来なら20センチ位には成長してるのが通常の光景だ。実際、同時に植え込んだ「スナップエンドウ」は20センチ前後に成長している。もうしばらくすると24節季の大寒で、更なる冷え込みが想定されるが、多分堪え忍んでくれるのではと期待している。年末寒波を潜っての発芽だから、基本的な生命力は持っているのだろう。そこで成長可能と見込んで、環境整備を図ることにした。

ご存じのように「エンドウ」はツル性(選択)の野菜、つかまり立ちするネット類が必要だ。成長を期待してネット環境を作り上げていこうと思う。まずもって支柱の設置、保管している竹の丸太を割った物を使用する。経年劣化で耐用年数は少ないが、それでも数年の使用は可能だ。野小屋を覗いたがネットの保管分は切らしていた。ホームセンターへと走る必要があるみたいだ。ネットは商品名がキュウリネットとして売られている物を代用している。1個100円~200円程度かな。

肝心の種子だが、通常は「ウスイエンドウ」を使用している。当地の碓井地区周辺で開発された品種のようだ。しかしながら上述のような現象が生じたので、一寸思案して「グリーンピース」の品種に変更してみた。吉と出るか凶と出るかは不明だが、少なくとも発芽はしてるので大丈夫かとは思っている。成長具合いから見てかなりの遅れは見られるものの、大器晩成を期待しよう。幸いにして通常のエンドウ畑とは分離して別場所となっている。晩生のエンドウと解して、時間差の収穫を楽しむのも一考かも知れない。

 

 

 

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