ニンニクの鱗片を植え込んだのは確か9月だったかと思う。以来、4ヶ月程になるのだが成長は鈍いようだ。心なしか茎も黄色くなりかけ、雑草もしっかりと根を張ってきた。マルチシートを使えば楽なんだが、石油製品の多用には抵抗があって利用していない。結果、手作業による雑草の抜き取りとなるのは致し方ないこと。イスを持ち出して座り込みながらの作業開始だ。抜き取り用具はステンレス製の手鎌、切れ味は悪いがつついて抜くには十分だ。
二日掛かりでの抜き取り作業、結構綺麗に抜けた模様だ。小さな雑草は残ってるが大物は退治できたみたい。肝心の茎の色合いだが、部分的に黄色いのが存在する。原因を推測するが、理由は①窒素肥料分の不足、②寒波の影響、かと思える。①については12月に化成肥料で追肥を行ったが、化成は緊急用、対応を誤ったみたいだ。其処で今回は鶏糞を利用し行間に散布した。これからしっくりと効いてくれるものと信じたい。
②についてだが、20日に大寒期に突入し、以来急激な冷え込みが続いた。この結果の変色ではと推測してるのだが、どうなんだろう。若しも寒波によるものであれば、気温の上昇と共に復活するだろうから。ベト病など病気の発生も考えられない事は無いが、発生するとすれば春3月~5月頃ではなかろうか。
最後に重大な懸念を。子狸は一昨年の栽培でニンニクに病気を発生させて全滅した。昨年は再チャレンジして見事に復活、喜び勇んで収穫物を今年の種球に採用したのだ。後で気付いたのだが、市販品の種球は消毒済みで販売されている。個人の収穫物は消毒していない。この差違が大きな影響をもたらしている可能性も否定できない。最後の懸念が現実であるのならどうしようもないが、上述の①と②の結果である事を密かに願っている。