学校の気持ち

2016-10-22 09:11:31 | 童話
僕は学校へ行くのが大好きです。
そして、運動場でみんなと遊んだり、体育館でみんなと体操をしたりするのが楽しいです。
勉強はね、う~んとね、遊びの次ぎに好きかな。

『学校さん、おはようございます。』
『やあ、今日も元気に来たね、待っていたよ。』
『学校さんは僕が来てうれしい?』
『ああ、すごくうれしいよ。』
『どれくらいうれしいの?』
『いっぱいうれしいよ。』
『そう、僕と同じだね。』
『そうだね。』

『もう勉強が始まるよ。』
『今日はどんな勉強の時間があるの?』
『今日はいっぱい有るよ。一時間目は国語で、二時間目は算数で、あと理科と社会と、いっぱい有るよ。』

『そう、がんばってね。』
『うん、がんばるね。それからね、昨日から運動会の練習が始まったんだ。徒競走や組体操やダンスをやるんだよ。』
『うまくできるの?』
『まだ、うまくできないので、一生懸命練習をするんだ。』
『早くうまくできるようになるといいね。』
『うん、がんばっているから、うまくできるようになるよ。』
『そう、では一時間目の国語の時間に教室で会おうね。』
『うん、いいよ。バイバイ。』

『今日の国語の時間は、宮澤賢治の「雨にもめげず」を読み、グループごとに感想を言ってください。』
『みんな感想を言えてすごいね。』
『うん、みんなちゃんと勉強をしているからね。』

『次の二時間目は算数だね。算数は何を勉強しているの?』
『九九だよ。』
『九九は全部言えるの?』
『ううん。今覚えているところだよ。』
『早く覚えようね。』
『うん、がんばるよ。』

『理科はね、リトマス試験紙を使った実験をするんだって。それから、社会は日本地図の勉強をするよ。』
『そう、理科の実験は楽しいよね。全部の勉強が終ったらまたお話しをしようね。』
『うん、これから勉強が始まるからね。バイバイ。』
そして、勉強が終わったので帰る時間になりました。
『起立、礼。先生さようなら、みなさんさようなら。』
『今日の勉強が終ったね。』
『うん、これから帰って宿題をするんだ。』
『そう、また明日会おうね。バイバイ。』
『うん、学校さんさようなら。バイバイ。』

おしまい