机の気持ち(1)
僕はおうちに有るこの机が大好きです。
だから机に向うと机とお話しをします。
『机さん、こんにちは。』
『やあ、また来てくれたね。待っていたよ。』
『机さんは僕が来るとうれしい?』
『うん、すごくうれしいなあ。』
『どれくらいうれしいの?』
『いっぱいうれしいなあ。』
『そう、僕と同じだね。』
『そうだね。』
『今日は、机さんの上で絵本を見ようかな、絵を描こうかな?』
『君は絵を描くのが上手だから、今日も絵を描いてほしいなあ。』
『うん、いいよ。何の絵にしようかな?』
『昨日、君が動物園で見てきたライオンやキリンやペンギンでもいいし、ずっと前に水族館で見てきた魚やイルカでもいいよ。』
『ライオンやイルカは、描いたばかりだから今日はお星様を描くよ。』
『君がお星様を描くのは初めてだね。』
『そうだね、うまく描けるかなあ。。』
『君は絵がうまいから大丈夫だよ。』
『そうだね、描いてみるね。』
『その丸くてきれい星はな~に?』
『地球だよ。絵本で見たことがあるんだ。』
『ふぅ~ん、地球ってそんなきれいな色をしているんだ。』
『そうだよ、海が青くて、森が緑色で、雲が白いんだよ。』
『そのピーナッツみたいな星は何なの?』
『この星はハヤブサが行ったイトカワだよ。僕ね、お父さんと一緒に映画を観たんだよ。何年もかかってハヤブサがイトカワへ行って、そして、何年もかかって地球に帰って来たんだよ。えらいよね。』
僕はおうちに有るこの机が大好きです。
だから机に向うと机とお話しをします。
『机さん、こんにちは。』
『やあ、また来てくれたね。待っていたよ。』
『机さんは僕が来るとうれしい?』
『うん、すごくうれしいなあ。』
『どれくらいうれしいの?』
『いっぱいうれしいなあ。』
『そう、僕と同じだね。』
『そうだね。』
『今日は、机さんの上で絵本を見ようかな、絵を描こうかな?』
『君は絵を描くのが上手だから、今日も絵を描いてほしいなあ。』
『うん、いいよ。何の絵にしようかな?』
『昨日、君が動物園で見てきたライオンやキリンやペンギンでもいいし、ずっと前に水族館で見てきた魚やイルカでもいいよ。』
『ライオンやイルカは、描いたばかりだから今日はお星様を描くよ。』
『君がお星様を描くのは初めてだね。』
『そうだね、うまく描けるかなあ。。』
『君は絵がうまいから大丈夫だよ。』
『そうだね、描いてみるね。』
『その丸くてきれい星はな~に?』
『地球だよ。絵本で見たことがあるんだ。』
『ふぅ~ん、地球ってそんなきれいな色をしているんだ。』
『そうだよ、海が青くて、森が緑色で、雲が白いんだよ。』
『そのピーナッツみたいな星は何なの?』
『この星はハヤブサが行ったイトカワだよ。僕ね、お父さんと一緒に映画を観たんだよ。何年もかかってハヤブサがイトカワへ行って、そして、何年もかかって地球に帰って来たんだよ。えらいよね。』