郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

一日、雨で

2014年12月20日 | 日記

 雨は早朝は降っていなかったものの、いつの間にか雨音がして本降りになっていた。何処にも行けない家人は玄関廊下のフローリングを掃除しだした。観葉植物を置いた跡が湿気で黒ずんで見苦しくなっているからだ。先日、フローリング用洗剤をホームセンターで買って来たので早速磨き始めたが、なかなか黒ずみが落ちない。洗剤をスプレーして間を置いて布で擦ることを何回も繰返していた。段々と木の本来の色が浮き出てきだした。法隆寺の木は一つとして同じような木が使われていないと言う。万能の木はない。あってもその木は弱い。左に捩れた木は右に捩れた木と繋ぎ合わせることでしかっりとした締まった柱になる。山の南側斜面の木は建物の南側に使い、山の北側斜面の木は建物の北側に使われていると言う。要は木を適材適所に使うらしい。現在の家屋は画一的で大工棟梁の出番はない。大工なら誰でも作れる家になってしまったと思いながらフローリングを磨いていたと家人は言いました。法隆寺とわが家を比べるのはどうかと思いますが…。  

 今日の夕食は、
















 ◆豆乳鍋(白菜・長ネギ・薄揚げ・生湯葉・豚肉・マロニー) ◆大根田楽 ◆イカの煮つけ ◆ご飯
   ~ 豆乳にたくさんの胡麻が入っていて、お腹一杯食べました。 ~

  人の使い方も木と同じだと思います。万能な人は居ない。居ても器用貧乏と言われる。自分はどんな木なのだろうとふと考えました。


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