家人が言うにはテニスでもラケットの素振り練習だけで正しい打ち方を考えて身に付けようとしても駄目だ。実際にテニスボールを打たないとラケットワーク(グリップとスイング)、ボディワーク(スイングを助ける身体の動き)、フットワーク(ボールに追いつく・打つ・戻る準備)、ヘッドワーク(試合勘でボールをどこへ打ち、どこに返球されるかの読み・感覚・意識)、スピリットワーク(場馴れや勝ちたい気持ち・気合)が身に付かない。これらの一つでも欠ければ良いスイングも出来ないし、試合に勝てない。これは相手との勝負でもあり、自分との勝負でもあると言う。高校時代に英語でも単語はよく知っているのに和訳や英訳がパッとしない人がいた。単語ばかり覚えても文章として捉えるには熟語、慣用句、文法、想像力が必要である。また、教科書を丸暗記して定理や法則を知っていてもそれを使った問題の解答方法に慣れていないと正答を導き出せないのと同じである。だから物知り博士が実際の現場、現物、現状に弱い。場馴れするために多くの経験が必要だ。疑似体験するためには答えを見ても良いから出来るだけ多くの問題に触れることだと思う。結局は実際演習(practice、exercise)が大事で、もうテニスクラブで教わるのを止めようかと言い出した。
今日の夕食は、
◆牛肉のオイスター炒め ◆春巻き ◆バンサンスー ◆わかめスープ ◆ご飯
~ ~
追記:慣れ~経験を重ねることで上手にできるようになること(なじむ/主体) 馴れ~相手に親しみを感じるようになって違和感がなくなること(なつく/客体) 狎れ~相手に対して親しい以上に礼儀を欠くこと(なじむ⇒マイナスイメージ/客体) 熟れ~食物がほどよく発酵・熟成・消化するなどしてよくなること(なじむ/主体)???