オクラの花が咲き、その花の下にオクラの実がなった。初めて種を蒔き、植えたオクラであり、それほど期待した気持ちはなかったけれど、毎日お水をやっていたら今日、実が大きくなっていることに気付いた。それまでは小さかったので実がなっていることは分かっていたがミニチュア・サイズでポロリと落ちてしまう運命になるであろうと思っていた。だから、初め書いたように期待していなかったから食べられる位の大きさになったのには感動と言うか、嬉しかった。来年も、同じように植えて実がこのように生長しても感動も、嬉しさも覚えないだろうなと思った。逆に何故もっとたくさん、もっと大きくならないのだろうと不満に思うことになるのではないかと自分の心の変化を心配する。人間というものは何て欲深いのだろう。来年は多分、オクラの種は買わないと思う。来年の自分の心を見たくないから。
◆天ぷら(レンコン・薩摩芋・えび・鰯・ししとう) ◆茄子の味噌煮 ◆玉葱の酢漬け ◆ご飯
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