先日のことですが、仕事の日にいきなり電話がかかってきました。
どうやら、母親が家でこけてしまって、起き上がれなくて、何時間も倒れていたということでした。
夕方になって、ヘルパーさんが、家に来てくださって、ようやく発見されたということです。
それでも、ヘルパーさん一人では、起き上がらせることができずに、事業所へ連絡して、助けに来てもらったとのことです。。。
まあ、大変なことです。。。
急いで実家に寄ってみると、ヘルパーさんが母におにぎりを作ってくださって、食べているところでした。
母の手が震えているのが、わかりました。
どうしたの???
何回も話を聞こうとするのですが、なかなか話がかみ合いません。
母も、突然のことで、ショックを受けていたのかもしれません。
なんとか、かんとか聞きだしたのは、朝起きて、室内にあるポータブルのトイレに座ろうとしたところ、上手くいかず、しりもちをついてしまったということでした。
スマホを持っていなかったので、電話をすることもできず、起き上がることもできずに、朝から夕方まで、こけたままの状態で過ごしていたようでした。
まあ、大変なことです。
何年か前に、室内での歩行がしやすいように、家具の配置を変えたり、必要な場所に手すりを付けたりなどの、大幅な改修をしました。
そのおかげで、上手く過ごすことができていただけに、残念です。
この日以来、歩くことが怖いのか、ベッドに寝ていることが多くなりました。
デイ・サービスにも、行かないといって、お休みをするようになりました。
高齢なので、リズムよく生活できているときは、良いのですが、一つリズムがくるってしまうと、あちこちに支障が出てくるようです。
トイレのリズムも崩れて、失敗することが増えたり、歩く機会が減って、立ち上がることが難しくなったり、今までにはなかったことが次々と見られるようになりました。
私は、仕事の日は、朝の出勤前に実家に行って、朝食の準備をしたり、仕事帰りにまた寄って、夕食の準備をしたりするようになりました。
お昼の時間は、訪問介護の時間を変更してもらって、昼食の準備と片づけをして頂くようにしました。
今週は、何とかそれで乗り切ることができました。
そして今日は、三週間に一度、通院している整形外科へ行く日でした。
母は、この通院を楽しみにしているので、この機会を利用して、頑張って歩くという目標を立てて、少しずつ立ち上がる練習をしました。
大通りまで行って、タクシーを拾うことにしているので、何とか大通りまで歩こうと励まして、歩行器を押して、歩きました。
幸い、タクシーがすぐに来てくれて、上手く乗ることができました。
やっぱり、本人が行きたいという強い意志があるので、頑張れるのだと思います。
病院の中でも、頑張って、歩行器を使って、歩いていました。
家では、歩こうとしないのに、不思議です。
なんで、そんなに整形外科に行きたいのか不思議ですが、注射をしてもらえるので、ひざの痛みがなくなるからのようです。
デイ・サービスも、そんな風に、行きたいと思ってくれたらいいのですが、なかなかそうはいかないようです。
ケアマネージャーさんにも来ていただいて、今後のことを話しました。
何とか、以前と同じペースで、デイ・サービスに通えるようにと思っているのですが、本人なりの思いがあるようです。
以前のような、元の生活に戻れるのは、いつになるのか・・・?
なかなか先の見通しが持てない、介護の日々が続きます。。。