かんりにんのひとりごと

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暖かな立春、大徳寺を歩く

2024-02-04 | 観光・旅行・京都検定

 

今日は、『立春』です。

 

昔は、この『立春』を一年の始まりと考えていたようですね。

 

いろいろな行事を「立春から数えて、何日目・・・」と言ったりします。

 

しかし、旧暦は月の満ち欠けを基準にしているため、お正月とは必ずしも一致しないようです。

 

今日は、旧暦では12月25日で、一月一日は2月10日になるのだそうです。

 

なかなか、複雑そうです。。。

 

 

今日は、前から行きたいと思っていた『大徳寺』に行ってきました。

 

このお寺は、以前職場の近くにあったので、毎日のように前を通っていたのですが、歴史や文化については、全く知りませんでした。

 

まさか、こんなにすごい寺院だったとは、もっと早く気が付けばよかったです。

 

 

禅宗の大きな寺院では、必ずと言っていいほど、勅使門があります。

 

朝廷からの使者だけが通ることができる門ですね。

 

その奥には、山門や法堂が並びます。

 

 

ありました。。。

 

大変立派な山門です。

 

 

 

この山門には、千利休が切腹することにつながったという有名な話があります。。。

 

二階の部分を千利休が増築したそうですが、その際に千利休の木像が飾られることになったそうです。

 

その木像が雪駄をはいていたということで、山門を通る秀吉が、雪駄の下をくぐるのか!と激怒したという話です。

 

 

 

金毛閣という立派な額が飾ってあります。

 

 

この像が二階にあったそうですが、今はどうなっているのかな?

 

山門に続くのが、「仏殿」で本尊の釈迦如来が祀られています。

 

 

 

 

その奥に、「法堂」があり、天井には雲龍図が描かれています。

 

この龍は、狩野派のエース『狩野探幽』さんが35歳の時に描いたと言われています。

 

今日は、手をたたくと、ビーン、ビンビンと響くような音がしました。

 

さすがに『立春』だなあーと感心・・・。

 

 

なぜか、浴室が禅宗の寺院には建てられています。。。

 

 

鐘楼もありました。

 

 

御朱印は、書置きのものでしたが、まあ満足です。

 

 

このお寺には、織田信長をはじめ、前田利家・黒田官兵衛・石田三成・大友宗麟など、数多くの戦国大名の菩提寺があります。

 

また、千利休や武野紹鷗、古田織部など、お茶にもゆかりの寺院でもあります。

 

立春の暖かい気候の中で、あちこち歩き回って、立札を熟読しました。

 

 

今年は、辰年なので、龍の絵がたくさん公開されていて、いくつもの龍を見ることができました。

 

龍の写真も何枚か撮影出来たので、明日にでも紹介します。。。

 

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