かんりにんのひとりごと

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信長・利休ゆかりの『黄梅院』

2024-02-06 | 観光・旅行・京都検定

『立春』に入って、暖かくなるかと思っていたら、思いのほかの寒さがやってきました。

関東地方では、雪が降っているようですね。

京都では、昨日は冷たい雨が降りました。

いくら冬が好きと言っても、冬の雨は最悪でした。。。

まだ、雪の方がさらっとしていて、ましかもしれません。

さて、日曜日に行った『大徳寺』の続きですが・・・。

以前から、大徳寺に行ったら、行きたいと思っていたお寺があります。

『黄梅院(おうばいいん)』という塔頭寺院です。

この寺院は、織田信長が父の信秀を供養するために、秀吉に命じて建てた「黄梅庵(おうばいあん)」がもとになっているそうです。

その後、信長が本能寺の変で、亡くなったため、秀吉はこの場所に信長をまつろうかと思ったようですが、主君をまつるには小さいと判断し、『総見院(そうけんいん)』という別の塔頭寺院を作って、葬儀を行ったそうです。

この場所は、その後毛利元就の息子である小早川隆景が手を加えて、『黄梅院』となったそうです。 

そういった経過もあって、たくさんの石碑が建てられていました。

この寺院の見どころとしては、千利休が手掛けた庭園『直中庭(じきちゅうてい)』というお庭があります。

千利休が66歳の時に、秀吉に依頼をされて、作庭をしたと言われています。

いわゆる枯山水の庭園ですが、真ん中に秀吉の依頼なのか、ひょうたん型の池があって、実際に水をはっていたこともあるようです。

今では、おおきないわが残るだけとなっていますが・・・。

本堂の反対側にもお庭があります。

この庭は、「作佛庭」と言うそうです。

このお庭を眺める場所に、有名な茶室「昨夢軒(さくむけん)」がありました。

千利休の師匠である『武野紹鴎(たけのじょうおう)』さん好みとも言われます。

さすがにお茶とかかわりのある大徳寺です。。。

昨日の『龍源院』と同じく、お庭がたくさんあって、それぞれに名前が付けられていました。

他にも、行きたい寺院がありましたが、入るたびに拝観料がかかるので、このあたりでやめました。

あとの寺院は、前まで行って、写真だけ撮って、帰りました。

それでも、大徳寺の中の塔頭寺院の場所や名前はかなり覚えることができました。

やはり、実際に見て体験して覚えることが大切なのでしょうね。。。

蛇足ですが、下の案内には撮影不可となっていますが、受付の方が、すべて撮影して良いとの許可をいただきました。


少し基準が変わったように思います。

大徳寺 黄梅院 | 織田信長、豊臣秀吉、千利休ゆかりの寺院 - ふらふら京都散歩

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黄梅院は大徳寺の塔頭寺院。織田信長が父・信秀の追善菩提のため羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)に命じて建立させた小庵に始まります。見どころは、千利休が作庭した直中庭などの...

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