今日は、月曜日・・・。
職場で、大河ドラマの感想を語り合う日です。
今日の主役は、何と言っても藤原道長です。
ライバルの伊周を押しのけて、権力の頂点に上り詰めたのですが、一条天皇に「関白にはなりません」と逆関白宣言!
関白になると、貴族の会議(陣の定め)に出られないので、貴族たちの生の意見が聞けないことや、自分の思っていることを、提案しにくいという理由があったみたいですね。
単に出世に無関心ということだけではなく、実質的に政治を動かすためには、その必要があったということなのでしょうか?
昨日の大河ドラマでは、日記を書いたらどうかと勧められて、書いている場面がありましたが、あの日記が有名な「御堂関白記(みどうかんぱくき)」というやつなんですね。
「この世をば 我が世とぞ思う 望月の かけたることも なしとおもえば」という句はよく知っています。
ただし、御堂関白とはいっても、道長は生涯で一度も関白にはなったことがないそうです。
3人の天皇に仕えて、実際の政治を握っていたことと、晩年に法成寺を建てて、御堂にいたことから、後の時代に「御堂関白」と呼ばれるようになったということらしいです。
なんとなく、ありがちな話ですね。
当時は言われていなくても、後の時代に、呼び名がかわることは、他の歴史でもよくあるような気がします。
道長以外にも、貴族たちは、結構日記を書いていたようです。
その日にあったことを書き残しておくということは、生き残りをかけた貴族同士の出世争いにおいて、必要不可欠のことだったのかもしれません。
だれが何をしたとか、何を言ったとか・・・、後々から見て、確認する必要があったのかもしれません。
私のブログも、日記のようなものですが、これはボケ防止のために書いているだけなので、気楽なものです。
好きな写真をただ載せているだけのことです。
昨日のドラマで、印象的だったのは、道長がまひろのために、まひろのお父さんを昇進させる場面です。
お父さんと、いとさんが、「やっぱり、姫様と道長様のあいだには何かありますね」と言っていたところが大変面白かったです。
まひろも、なんとなく、嬉しそうにしていました。
このドラマは、せりふではなくて、表情で演技するという場面が大変多いですね。
吉高さんや柄本さんの演技がなかなか上手だなあと感心しています。
一度、「御堂関白記」も読んでみたいのですが、長谷川等伯の物語もまだまだ途中ですし、千利休の物語もひかえています。
ぼちぼちと、順番に読めるものから、読んでいきたいと思います。。。
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