京都の嵐山方面には、何回も行ったことがありますが、まだまだ入ったことがない寺院もあります。
この「二尊院」は、名前もよく聞きますし、何度か前を通ったことがあるのですが、中へ入るのは初めてでした。
小倉山がすぐ後ろに控えていました。
この「二尊院」の名前の由来は、「釈迦如来」と「阿弥陀如来」というふたつの如来像を祀っていることから来ています。
以前、どなたかのブログで読んだのですが、お釈迦様と言うのは「この世」を仕切っておられる仏様だそうです。
たいして阿弥陀様というのは、あの世(極楽浄土)を仕切っている仏様だということです。
「南無阿弥陀仏」と唱えるのは、極楽浄土へ行けるように、極楽浄土を仕切っておられる阿弥陀様に救いを求めるということだと書かれていました。
真夏の二尊院は人も少なく、たいへん静かでした。
私が行くところは、いつもすいています。。。
木々の緑が綺麗でした。
暑い日でしたが、静けさの中を歩くと気持ちが良かったです。。。
この二尊院も嵯峨天皇の頃に建てられたそうですね。
嵯峨天皇は桓武天皇の子どもで、平安時代初期の天皇でした。
さすが地名も嵯峨とか嵯峨野とか言うだけのことはあります。
まさに、嵯峨天皇の本拠地だったのでしょうね。
立派な本堂でした。
この中に、釈迦如来像と阿弥陀如来像があるわけです。。。
静寂に包まれて、心が癒される時間でした。
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