かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる野鳥や花々の写真を載せています!
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春隣、はるとなり・・・

2022-01-26 | 季節にまつわる話

 

昨日は、「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」といういかにも寒そうな季節のことを書きました。

 

この季節のことを調べているうちに、「春隣(はるとなり)」という言葉があることを知りました。

 

「立春」の前のまだまだ寒い季節だけれども、少しずつ春の兆しが感じられるというような意味合いだと思います。  

 

俳句の季語としても、知られているこの言葉ですが、ともて良い言葉だなと思います。

 

同じような意味合いの言葉で、「春近し」というものもありますが、少しニュアンスが違うような気がします。

 

どちらも、もうすぐ春であるということを意味していると思うのですが、「春隣」の方は、気が付いたら、春がすぐ隣にいたんだという驚きのようなものが感じられます。

 

また一つ、新しい言葉を覚えました。

 

先日は、「寒の入り」から数えて九日目に汲んだ水のことを「寒九の水(かんくのみず)」ということを知りました。

 

まだまだ、知らない言葉がたくさんありそうです。

 

今日は、朝から「春の兆し」を探してみました。

 

 

 

この時期の旬の花として書かれていた「蝋梅(ろうばい)」ですが、まだまだつぼみがほとんどでした。

 

  

俳句では、晩冬の季語になっているそうです。

  

せっかくなので、咲いている花を探すと、ちらほらと見つかりました。

 

  

 

  

この蝋梅の横では、この季節の野鳥として書かれていたジョウビタキ君を見つけました。

 

 

 

水仙の花と一緒に写っていて、まるで本に書いてある通りの光景で、うれしく思いました。

 

ここにも、「春の兆し」がありました。

 

先日、大雪をかぶっていた桜の木はどうなっているかと見てみると、枝の先のつぼみが膨らみ始めていました。

 

 

 

開花までは、まだまだかかりそうですが、春が近づいていると感じられる光景でした。

 

 

大雪の下で、つぼみが少しずつ大きくなっていたんですね。

 

今日は、日差しも暖かく、先日の大雪とは全く違う気持ちの良い朝でした。

 

全くの余談ですが、・・・。

 

先日、富士山を見に河口湖に行った際に、サンドイッチマンのテレビのロケと遭遇しました。

 

一昨日、かえれマンデーという番組を見ていたら、その時の様子が写っていました。

 

 

 

遠くの方に、傘をさして、ロケを眺めている私と家内の姿が映っていました。

 

全くどうでもよいような話ですが、ちょっと嬉しくて、スマホで撮影してしまいました。

   

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大寒の次候「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」

2022-01-25 | 季節にまつわる話

 

さて、季節は「大寒」の二番目の候、「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」という季節を迎えました。

 

新暦で言うと、1月25日から29日ころにあたります。 

 

この候の意味は、文字通り沢の水さえも凍ってしまうほど寒いという意味です。

 

実際に、この時期は一年の最低気温が記録されることが多いそうです。

 

二十四節気や七十二候は、もともとは中国で考えられたものらしいですが、七十二候については、江戸時代に日本の季節に合うように若干変更が加えられたとのことです。

 

それぞれに、面白い名前が付けられていて、興味深いです。

 

 

 

先日撮影した写真の中に、木の枝の写真がたくさんあったので、載せてみました。

 

雪が積もって、綺麗な模様ができていました。

 

 

 

 

この時期は、本当に寒いのですが、そればかりではありません。

 

フキノトウが芽をだしたり、蝋梅(ろうばい)の花が咲き始めたり、春の予感も感じ取ることができます。

 

今日も川べりの蝋梅を見てみると、たくさんのつぼみの中に、一凛だけ咲いている花がありました。 

 

この時期の言葉に、『春隣(はるとなり)』という言葉があるそうです。

 

ちょうど、夏の終わりに『秋隣(あきとなり)』という言葉があったのと、対になっているのですね。

 

 

 

寒さがこたえる時期ですが、日差しがだんだんと強くなってきています。

 

この「大寒」が過ぎると、次はいよいよ「立春」ですね。

 

春が近くまで来ていると感じられる頃でもあります。

 

 

 

 

夏の終わりは、なんとなく寂しい感じがしますが、冬の終わりは、ちょっと違いますね。

 

どちらかと言えば、「春の訪れ」という喜びの方が強調されることが多いのかもしれません。

 

春隣という言葉をかみしめながら、寒い冬を乗り切りたいと思います。。。

 

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雪の中で野鳥の撮影・・・

2022-01-24 | 写真・風景

 

撮影に出かける前には、雪がやんだものと思って、安心して出かけました。

 

のんびりと、雪景色を撮影しようと、歩いていたのですが、途中から何やら雪が降り始めました。

 

まさか、降るとは思っていなかったので、傘も持たずに出て来ていました。

 

まずいなあ・・・。

 

そう思ったものの、引き返すのも面倒なので、そのまま撮影を続けました。

 

 

雪はやむ気配がなく、むしろだんだんと強くなってきました。

 

 

 

頭には、帽子をかぶり、首にはネックウオーマーと万全の寒さ対策をしてきたのですが、肝心のカメラが濡れそうでした。

 

雪がいくつもカメラの上に落ちてきます。

 

時々、レンズにも雪がかかって、濡れてしまいました。

 

必死で、カメラに雪がかからないように、かばいながら、撮影しました。

  

雨でないのが、まだましでした。

 

 

アオサギ君は、まったく雪など関係ないという顔をして、魚を探しておられました。

 

さすがです。。。

 

しかし、雪の降りしきる中を歩くアオサギ君の姿も写真としては、良いかもしれないな・・・。

 

撮影は大変でしたが、その反面嬉しいという気持ちも湧いてきました。 

 

 

 

こちらにいたのは、コサギ君かな?

  

くちばしが黒いですね。

 

  

その時、ひらめいたのが、橋の下とか、電車の鉄橋の下に入れば良いということでした。。。 

 

しばし、京阪電車の鉄橋の下で、休憩・・・。

 

木の上には、キュルキュルという鳴き声が・・・。

 

ムクドリ君ですね。。。

 

 

 

 

   

ムクドリ君は、いつも大勢で集まって行動するのですが、雪の中も集団行動なんですね。

 

下から見上げているので、お腹ばかりしか、見えません。。。

 

降りてくる気配はないようなので、先を進みました。

 

次に見つけたのは、セキレイ君でした。 

 

 

 

 

 

セキレイ君は、最近よく見かける鳥の一つです。

 

先日は、大通りの歩道の上を歩いていましたし、駐車場のアスファルトの上を歩いている時もあります。

  

以前は、全く気に留めていなかったのですが、写真を撮るようになって、すぐに見つけられるようになりました。

 

わりと、よく見かける野鳥ですね。。。

 

 

 

この子は、背中が黒いので、セグロセキレイです。。。

 

このあと、メジロを見つけた話は、二日ほど前に、書きました。

 

本当に、冬は野鳥の撮影には良い時期ですね。。。 

 

あまりに、長い時間撮影していたので、最後の方は、カメラのレンズが曇ってきて、撮影不能になりました。

 

 

レンズが曇ってしまって、拭いても前が良く見えなくなりました。 

 

それにしても、この日は電車の写真を撮ったり、桜並木を撮ったり、野鳥を撮ったりと大忙しでした。

 

そんなことで、二時間近くも雪の中をうろうろしていたのでした。

 

風邪でも引いたら、大変ですね。

 

熱が出たら、大騒ぎになってしまいます。

 

体調管理には、十分気を付けたいと思います。。。

  

 

 

 


桜並木が雪で真っ白に・・・

2022-01-23 | 写真・風景

 

先日は、たくさん降った雪が桜の木に降り積もっていました。

 

いつもの桜並木は、すっかり雪化粧をしていました。

 

 

このあたりは、春には桜が綺麗な場所で、私もよく撮影しています。

 

この日の雪景色を見て、あまりの違いに、春の桜の頃を思い出していました。

 

昨年の春の写真を探してみると、見つかりました。

 

だいたい同じ場所で撮影したものです。

 

  

桜の季節は、本当に綺麗です。

 

しかし、意外に雪景色も悪くない・・・。

 

いや、綺麗だと改めて思いなおしました。

 

やっぱり、冬には冬の良さがありますね。

 

 

同じように、桜で綺麗だった散歩コースもすっかり雪の道になりました。

 

 

 

 

同じように、桜の頃の写真を探してみました。

 

 

 

どちらも良いですね。

 

桜の季節まで、あと二か月ほどになりました。

 

その頃には、このあたりは綺麗な桜で飾られるんですね。

 

 

 

 

桜のトンネルが見られるこのあたり・・・。

 

この日は、雪のトンネルとなりました。

 

 

  

春には桜のトンネル、秋には紅葉のトンネルを撮影したところです。

 

雪のトンネルも大変綺麗です。。。 

  

 

もう一か所、桜の撮影ポイントがあります。

 

 

この場所は、あと二か月もすると・・・。

 

 

たぶんこういう景色になっていることでしょう・・・。

 

その日を楽しみに、待ちたいと思っています。。。

 

 


久しぶりの大雪(その2)

2022-01-22 | 写真・風景

 

それにしても、昨日は良く降りました。

 

雪の中を二時間近く歩き回って、たくさんの写真を撮りました。

 

 

  

たくさん撮れば、何枚かは気に入った写真があります。

 

後からパソコンで見直しては、良い写真を選ぶようにしています。

 

  

さて、季節は「大寒」に入り、七十二候で言うと、「款冬華(ふきのはなさく)」という候を迎えました。

 

ふきの花が咲くと書かれていますが、実際には花が咲くのは、まだ先で地面から蕗の薹(ふきのとう)が出始めるころという意味らしいです。

 

蕗の薹は、苦みやえぐみがあるので、食べない動物が多いようですが、蕗の薹は体に良いらしくて、熊はせっせと食べているようです。

 

三月くらいになると、花が咲くようになって、苦みが増し、いわゆる「薹が立つ」と言われる状態になるそうです。。。

  

この時期の旬の食べ物は、赤貝や小松菜、旬の草花は、南天(なんてん)だそうです。

 

昨日は南天を見つけたので、思わず写真に撮りました。

 

 

 

この南天は「難を転じる」という語呂合わせから、縁起が良いと言われて、お正月の飾りやお節料理などにもよく使われますね。

 

白い実をつける白南天というものもあるそうです。

  

この時期とは関係ありませんが、近くでメジロを見つけました。

 

 

 

一瞬だけ、目の前にとまりました。

 

ちょうどカメラを出していたので、素早く撮影しました。

 

いいタイミングでした。

 

メジロは、良く動くので、カメラが間に合わないことが多いのです。

 

雪の日にメジロも良いもんです。。。

 

   

七十二候についての解説は以下のサイトに詳しく書かれています。

↓ 

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