ミドルシニア的な自分らしい幸せな暮らし方

事例案件3000件以上の経験を持つ住まい&収納デザインのプランニングプロが日常の気づきを面白おかしく綴る日記

仰天プロフェッショナル的

2013-02-12 | 今日の気持ち
先日、急いでいたし荷物が多かったので
家の近くから最寄りの駅までタクシーに乗りました
 
乗ってすぐ車内温度を聞かれました
「車内の温度はいかかですか?」
「はい大丈夫です」と私
ここまでは問題はなかった・・
 
さて問題はここからが
「〇〇まで行く道は〇〇通りを通った方がいいですか?それとも〇〇通りまで下がって〇〇通りから行った方がいいですか?」
(京都では町名を言うより通り名で話すことの方が多い)
 
えーーーーーーーーーそれを聞いた私は絶句
後から言われた道順は最初に言われたよりはるかに遠回り
 
タ、タクシーの運転手さんならそれくらいのことご存じじゃないの?
それにお客にそれを聞くなんて・・・
私は日常、車を運転しますから家から最寄りの駅に行く道は熟知している
たまにタクシーに乗ると自分の知らない道を通ってくれて、こちらの方が早いんだ・・と感心することもあった
 
しかし今日は違う・・明らかに遠回りの道と近い道を選ばせようとしている
とっさにもちろん近い道の方をお願いした
ま、それはそれで目くじらを立てるような問題ではない
 
ただね・・
「プロフェッショナルなら」ということを考えさせられたんです
 
「こちらとこちらどちらにしますか?」
そう尋ねるときには、その答えにはどちらにも甲乙つけがたい良さがあった場合であって
明らかに素人が判断してもわかりきった答えをプロフェッショナルが聞くものではない
 
家というものを通してモノづくりをしていて
お客様と一緒に作り上げるものだという思いはあるけれど
それはあくまでもこちらの専門知識があってはじめて活きてくると思う
 
情報は巷に溢れ誰にでも無防備に入ってくる
ただ、その情報が本当に正しいものなのかどうかは、その道の経験と複合的な知識がなければ判断はいたって危険なものになる
 
前に松本人志が言っていた
プロフェッショナルとは
「素人に圧倒的な差をつけて力を見せつけることじゃないですかね、と思います」
 
私もこの言葉の「プロフェッショナル」を目指して今日も仕事をしている
 
明日も願晴るぞ~  

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