ミドルシニア的な自分らしい幸せな暮らし方

事例案件3000件以上の経験を持つ住まい&収納デザインのプランニングプロが日常の気づきを面白おかしく綴る日記

絵本好きの大人 スマイル日記 vol. 22

2009-05-27 | あの絵本
もう20年以上前、長女が生まれた時、
今は亡き実家の父が福音館の絵本を木箱いっぱい送ってくれました。
6ヶ月くらいの赤ちゃんの長女に「いないいないばあ」という松谷みよ子の
絵本を読むとけらけらと笑うんです・・
それが私と絵本の出会いでした。

私の二人のこどもたちが、まだ幼稚園の頃は毎晩のように絵本を読んでいました。
二人を寝かせ真ん中に寝そべり絵本を読む。
ほぼ毎日の日課でした。
好きな本を持ってきていいよ~と言うと、必ず同じ本を持ってくる
子供は気に入ると毎日でも同じ本を選ぶ(笑)

え~また同じ本読むのか・・と思いながら毎日読み聞かせるのです。

子供たちの通っていた幼稚園が、絵本の貸し出しをしてくれてたおかげで
我が家の子供たちは、絵本をたくさん読んで大きくなりました。

その幼稚園で、当時福音館の副社長だった松居友さんを招き講演を聞いた。
その話の中で、ずっと私の心の中にあり、今も心にとめている言葉があります。

「絵本の中の情景や言葉は、高い山の頂上に降り積もった雪のようなものです。
いつか岩清水となって山の裾野に流れ出るそれが思想をつくっていく・・・」
といったものだったと思います。

私は、このことを深く深く受け止めているのですが・・・
二人の子供たちは、今も鮮明にその絵本たちのことを覚えているようです。
勇気づけられたり、楽しい気持ちになったり、辛いことを経験したり、
絵本の中の登場者のように、今も心がそこに生きています。

不必要なものを取り去ることで整理の効果を・・と提案する
整理収納アドバイザーである私ですが・・
絵本は、いまだに残してあります。
絵本は私にとって必要なものなのです。
もちろん時々私は読みます。声を出して語ります。
イベントでは子供たちに読み聞かせをしたりもします。

読んでいる私自身が、今でも元気をもらったり、勇気づけられたりします

いつか・・子供たちが嫁ぎ孫が生まれたら
おばあちゃんの図書室で読んであげようと思っています。

今日は
偕成社の「ぼちぼちいこか」をご紹介します。
 

カバの主人公が希望を持ちながら挑戦し続けるのですが
いろいろうまくいきません。
で・・・最後は「ぼちぼちいこか」なんです。
関西弁の快い語り口調が楽しい
子供たちも大好きでした。

一度ぜひ大人の皆さんも読んでみてください。

癒されますよ


今日の言霊はお休み

今日も読んでくれてありがとう  


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2 コメント

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おもしろいカバ (お京はん)
2009-05-27 09:51:48
私も10年間ほど絵本の読み聞かせをしていました。
毎晩同じ本ばっかり持ってくるのに毎回初めて聞いたような新鮮なリアクションをしますよね。
それがすごく面白かったのを覚えています。

「ぼちぼちいこか」これは妹が私にプレゼントして
くれました。子供は楽しめるし大人には癒しと励ましの両方をもらえる作品だなと思います。

焦らなくてもいい。ぼちぼちいったらええやんと
思わせてくれるお気に入りの一冊です♪
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え~ (pirokko)
2009-05-27 11:25:17
ほんまにイ~
おんなじおんなじい~

やっぱり、うちらの面白さは絵本から?
まだまだあるでぇ 紹介するしね。
また共感するのが・・アルと思います(*^^)v
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