先日、宇治市の建築指導課に現場監督と行ってきました
近々宇治市でも新築をさせていただくことになったので土地に関する景観・法規的なことを確かめに行きました
なんとも・・・・ユルイ感じでした
宇治にも平等院などもありますがその近辺以外は取り決めもあまり厳しくないのです
日頃から京都の景観法と必死で折り合いをつけてきている私たちには拍子抜けでした
私たち石田工務店は京都市内で新築やリフォームのお話しをいただくことが多く、
そのたびに京都市役所の建築指導課や景観課などに出向きます
屋根の形状はどうか・・外壁の色はどうか・・・サッシの色、玄関ドアのデザインと色はどうか・・・
使用して良い色はマンセル値という数字で明度や彩度が決められております
他にも様々なことが京都市内でも場所によっていろいろな基準として設けられています
また、現在計画をしております新築住宅の場所歴史遺産型美観地区などにはこのような文言等が・・
「歴史的な建造物と調和する意匠形態・・和風を基調とする形態意匠とること・・町並みに配慮・・・」
ふーーーーーっと言いたくなりますねぇ
お施主様が希望を持ってやりたいとお選びになったものに対して
この色は難しいと思いますよ・・
この柄は・・・ちょっと・・・
一応サンプルを持って相談してきますね・・・
ビルダー側の私たちはこんな言葉を言わなければならない宿命をおっております
しかし京都の景観を守ることも大事にしたいですしね・・
お施主様にもご理解いただかなければなりません
建てたいようにやりたいようにやりたい・・そんな気持ちもわかるのです
しかしヨーロッパを旅行した時には街全体が統一されていることの美しさも感じました
いつも内心このことと闘っているんです
家を建てるには他にも北側斜線、道路斜線、セットバックこれまた風水へのこだわり・・・
クリアにしていかなければならないことだらけです
京都で家を建てること・・そのために情報を智恵に変えることが必要です
町に溶け込み住む人に永く愛されるいい家をつくりたい・・・
今日も明日もがんばっていきまSHOW
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