紅と福の週便り

紅太郎は虹の橋へ旅立ってもブログの中ではずっっっと一緒です。弟福太郎の成長を優しく見守ってくれることでしょう。

紅福母お江戸へ行く パート1

2022-12-28 06:00:21 | 福太郎

                        

 

 

「 ふくちゃん、ほら、おかしゃん遠くに見えるよ」

 

 

「 おかしゃん、ろこ行ったの?」

(紅福父が送ってくれた写真です)

 

 関東の友人のつてで歌舞伎座のチケットが手に入るとのこと(遡ること9月の末) ちょっと贅沢過ぎるかなと迷いましたが、地元の共通の友人がノリノリ しかも内容が凄すぎる 市川團十郎(海老蔵)の襲名披露で、玉三郎、勘九郎、七之助、猿之助、幸四郎、などなど錚々たるメンバー勢揃い しかもしかも60年振りに女性(今回は団十郎の長女市川ぼたん(れいかちゃん)(11歳))が出演!だなんて夢のようです 

 迷いましたが、「今が1番若い」「今しなくていつするの?」が頭の中で鳴り響き、お江戸行きを決めたのでした

 

ところが、前日南国鹿児島に降雪予報。高速道路の通行止めや最悪飛行機が飛ばないかもしれない・・状況になり不安な幕開けとなりました。 当日の朝・・高速道路も吹雪いて・・減速運転(友人の運転です)早めに出たので何とか空港に到着。

そして無事に東京に着きました 

開演まで時間があったので花の銀座でランチを取り(写真取り忘れました)友人達が「銀座らしいおされな」買い物をしている間、私は1人で、以前タロー母さんが絶賛しておられたMBTのスニーカーを求めて取り扱い店へ( 福岡にも京都にもお店がなかったのですが、にゃんとホテルと歌舞伎座のすぐ近くにあったのです。びっくり でも、私らしく、「ちゃんと」迷いましたよ 地図の読めない女なので スマホを見るより聞いた方が早いと思って周辺のお店に入り尋ねると地図を広げてとても親切に教えて下さいました(感謝) 

めでたく到着 

お店の方がとても丁寧に親切に対応して下さり、ついに念願のスニーカーをゲットできました (荷物になるので自宅に送ってもらいました)

こちらは帰ってからの写真。歩くのに少しコツが要るようですが、とっても楽しみです

さて話は歌舞伎に戻って、いよいよ開幕

今回なんと前から4列目 しかも花道に1番近い席 でしたので、花道を通る役者さんや、花道の定位置で見栄を切るその様子を目の前で見ることができました(ありがたや~)

今回私の心を奪ったのは市川ぼたんの凄すぎる演技と踊り 若干11歳とは思えない初々しい色気、踊りの美しさ、迫力、目の力、指先まで魂が通っていて、彼女がきゅっと口をすぼめ、キラキラして目で遠くを見据え、目の前で美しい足を力強く踏みならした時はもう涙が溢れてしまいました 女性が歌舞伎に出ることは60年振りで、今度いつこんな企画があるか分かりませんし、彼女の「今」の演技を見ることはこの時しかないわけですから、本当に貴重な経験でした

更に更に、(もちろん、團十郎、勘九郎、七之助、猿之助など魅力的な役者さん達もいらしたのですが)玉三郎 最近ではご自分の仕事に厳しく、あまり表へは出ないと聞いています。その玉三郎が舞台に現れた時はそこだけ光が輝いているようでした まさに燻し銀の佇まいでした 美しすぎる~ 

興奮冷めやらぬままホテルに戻り、お弁当を頂きました。

持ち歩いたので、ちょっとぐちゃぐちゃ  でもお味は薄味で好みの味でした

 

 福太郎は、紅福父によると少し落ち着きがなかったとのこと。いないのが分かったのでしょうね。

 「 も~~~、おかしゃん、何してるん? 早く帰って来てにゃん 」

ごめんね~~ おかしゃんも会いたいよ~ 

パート2へ続きます

 

 

 

 おまけ   東京行きの前日、今回チケットを手配してくれた友人から待望のレンコンが届きました

 

「おかしゃん! なんにゃこれ? すご~~~~~い

で、この日の晩ご飯は ポークソテーに さっそくレンコン、ほうれん草、ジャガイモ、人参グラッセの付け合わせとサラダでした

メインがかすむ新鮮なレンコンの美味しさ シャキシャキジューシー 

あ~~~、やっとレンコン教の教祖様らしくなりました~~~

 

コメント (2)
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