さあ、このお話もいよいよクライマックスです。
前回、事件の鍵を握ると思われる「肉球タッチ」という言葉をらむ君が発しましたね。
( このお話に出てくる肉球タッチはあくまでも喩えですのでよい子の皆さんは決して猫ちゃん、わんちゃんの肉球をタッチさせないでね。
)
みんな 「
肉球タッチーーー? 」
らむ君 「そう、肉球タッチとは、こんな風に相手と肉球タッチをすること。するとたちまちのうちに心が通じ合うんだっ・・・特に犬と猫の場合、もともと言葉が通じないんだがっ、これによって通じるようになるんだよっ。紅緒君、覚えがあるだろう?」
紅緒ちゃん 「ああああーー。そうらった。紅兄たんと初めてあった時ママたちが手と手を合わせてくれてそれから兄たんとお話できるようになったんらったった。」
みんな 「おおおおーーーっっ!」
ぶーちゃん 「 はい
、ぶー、しつもんがあります。あたちたちは近いからにくくうタッチができますが、レオ君たち遠いところのお友達は?」
らむ君 「 いい質問だっ。ぶー君 。君たちはパソコンに触ったことがあるだろう?」
ぶーちゃん 「あ、あるぅー。あたち、いつもその上に寝てる~」
レオ君、クリンちゃん 「 ぼくたち、いっつも取り合いしてるよー」
らむ君 「ふふっ。そうだろう。パソコンのマウスを触ることで肉球タッチと同じ効果が出て、向こう側の猫犬君達とお話できるんだよっ。 君たちのお父さんお母さんもそうだろう?ブログとかを通じて遠いところの人たちと心が通じ合っているっ。」
がく君 「 はい
しつもんばい。え~っと、え~っと。うーんと。肉くうタッチはわかったけんが、今度の事件とどう関係があっとね??」
らむ君 「んん~、ラブリー、待っていたよ。その質問。 サ吉君が紅太郎君を襲ったのは・・ 」
サ吉 「 お、お、おいら、わかったかも! さっきから話を聞いていて気付いたんだが紅太郎君ても・し・か・し・て 犬??」( お話の
第2回を見て頂ければ、勘違いしていたことわかります)
みんな 「
どひゃ~~! 遅すぎ~~~」
らむ君 「
そこだっ。そこなんだっ。 私は最初から附に落ちなかったんだ。犬も猫も相手に攻撃を仕掛けるとき必ず威嚇して準備をするものだ。無駄な戦いを避けるためだよ。 不意打ち攻撃をされたと聞いてどうも納得がいかなかったが、サ吉君が紅太郎君を猫だと思っていたのなら合点がいく。
肉球タッチをしていなかったから言葉が通じなかったんだ。全ては
誤解から生まれたんだよ。 人間界を見てごらん。たいていの争いっていうのは小さな誤解から生まれてる。相手をわかろうとしないで最初の思いこみで事を進めるから・・・肉球タッチ、すなわち触れあい、語り合いさえできていれば・・・」(らむ君また続いてる・・・奥さんのミクちゃん尊敬の眼差しで頷いている )
サ吉 「おいら思い出した! 「なんでトム次郎のこと無視したんだ! 煮干しの一個でも分けてあげろよ。おい人が話してるのになんだその知らん顔。しかものほほん顔は!」っていくら言っても無視されたから頭に来て、つい・・・」(レオ君紅太郎に通訳) サ吉はあの時のことを思い出します。ぽわぽわぽわわわ~ん。
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みんな「 わかったよ。 さ、とにかく肉球タッチだ・・・
肉球タアーーーーッチ!!!!」
サ吉 「 す、すまなかったよ。いくら勘違いとは言え、あんな風に攻撃するべきじゃなかった。正直に言って君のことがねたましかったのかも知れない。 」
紅太郎 「 もう済んだことだよ。ぼくこそ、お腹をすかせてる君たちのこと気付かずにごめんよ。 カムカムでも分けてあげればよかった。」
トム次郎 「 カムカムより煮干しがいい!」
キャサリン「これ、トム次郎、今いいところなの。しーーっ」
紅太郎 「でもサ吉君って強いな~。すんごい迫力。ぼくはある意味憧れるな~。」
サ吉「 えっ。
おいら闘った記憶がないんだけど・・(確かに・・)
最初から紅太郎君の友人達の熱い友情に圧倒されて戦闘意欲ゼロだったよ。それに・・」
翔君 「 そやそや。最後にマロンちゃんが出てきたら倒れたやん、あれなんでなん?」
マロンちゃん 「 そうよーーー。私やる気まんまんだったのよー。プイ」
サ吉 「そ、それは
・・・」
あ、そこへ
「
ごめ~~ん。遅くなったね~~。あれえ~?みんなにこにこ。 なんかもう丸くおさまったみたいだねぇ」 おおお、茨城からりょう君とそっくすちゃんとみかんちゃんが何とスクーターでやってきてくれました。
申し訳ありません。今日はここまで。一回分には少し長くなりそうなので続きは来週・・・・って書くと怒られそうなので今回だけ続けてこの続きは火曜日の夜に投稿します。
その代わりと言っては何ですが・・・サ吉たちが紅太郎を猫と勘違いしたと思われる証拠ビデオを発見。 寝起きの顔で上のしゃっきり顔とギャップが相当ありますが、どっきりカメラだったので本人素顔で・ ・・ご容赦を
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