#恋をも我れは……★☆ 石上 布留の神杉 神さぶる 恋をも我れは さらにするかも:詠み人知らず : 歌意:石上の布留の社の神木の杉ではないが、年齢を重ねても私はまた改めて恋をしよう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第十一巻より■□■
読み方やでぇ。
いそのかみ ふるのかむすぎ かむさぶる こひをもあれは さらにするかも
「かむさぶる」とは神々しい様子とか神聖な感じということやで。
石上の社に古くからある神々しい杉の木を見上げていると、この御神木のように年齢を重ねても恋しい思いは変わらへん、いや、もしかしたらより恋しく思うやろってことや。
年をとっても恋心は忘れたらあかんのやなぁ。