言の葉花壇

何度聞いても美しい日本語に、今日もマナ女とカナ女がにぎやかに呟きます。ぜひお気に入りを見つけてください。

そことも見えず

2021年01月18日 | 万葉集

#そことも見えず……★☆ 山の狭 そことも見えず 一昨日も 昨日も今日も 雪の降れれば: 紀男梶 : 歌意:一昨日も昨日もそのうえ、今日までも雪が降っているので山や谷のどこが境目なのかを見分けることができない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第十七巻より■□■

 

 みんなぁ、元気ぃ~?

読み方やでぇ

やまのかひ そこともみえず をとつひも きのふもけふも ゆきのふれれば

山の狭(やまのかひ)=山と山との間やで

そことも見えず=見えへんからどこかわからんやで

天平18年(746年)のお正月に、ものすごい大雪が降って、橘諸兄ら諸大臣らが元正太上天皇の御所に参上し、積もった雪の掃いの奉仕をしたんやで。

そしたら、そのあとに宴会があって、お酒とか飲んでたら、雪を題に歌を詠んでみなさいとの仰せがあり、それに応えた歌のひとつやで。

もう、毎日、毎日、雪が降って、どこがどこかわからんわと言う歌や。