#明日よりは……★☆ 明日よりは 春菜摘まむと 標めし野に 昨日も今日も 雪は降りつつ: 山部赤人 : 歌意:明日からは若菜を摘もうと目印をつけておいた野原に昨日も今日も雪がどんどん降っている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第八巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ
あすよりは はるなつまむと しめしのに きのふもけふも ゆきはふりつつ
みなさん、お元気ですか?
明日はいよいよ立春。
昔は立春が新年やったんやね。
春菜摘みは新年の行事で、春になると芽を出す植物を摘んでそれを食べることによって体力の回復と1年の健康を願ったんやね。
春菜=フキノトウと言われてるわね。
標めし野=〆を結んだ野原のことで土地の所有権を表しているのよ。
なるほど!
新年の祝いに自分の野原で春の山菜を採って食べて若返ろうということやね。
いろんな解釈があるみたいやけれど、ウチはそのまま、まだ寒いから雪でフキノトウが採れへんわ、食べられへんから若返られへんと言ってるやとおもうわ。
今でいうアンチエイジングや。