#雨降りて……★☆ 紅に 染めてし衣 雨降りて にほひはすとも うつろはめやも:詠み人知らず: 歌意:紅に染めた衣、雨に濡れて色はよりいっそう鮮やかになっても、色あせることはないものだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第十六巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
くれなゐに そめてしころも あめふりて にほひはすとも うつろはめやも
みなさん、お元気?
この歌は枕詞に「豊後国の白水郎が歌一首」とあるわね。
豊後国=今の大分県、白水朗(はくすいろう)=水に潜って物を採るのが上手な人、つまり、海女さんとか漁師さんのことやね。
紅(くれない)=はベニバナのことで、昔は布を染める染料に使われていたんやね。
つまり、色あせないベニバナの衣と自分の恋心をかけて、雨降りのような障害がある恋であっても、思う気持ちに変わりないと歌ってるのよ。
うわぁ~、なんか情熱的や!
大分の漁師さん、なかなかやるなぁ~。
まるで、スペインのフラメンコダンス見てるみたいで、鮮やかな赤色のイメージやわ!
雨降りの日でもこんな歌を送られたら、きっとウキウキになりそうやわ。
いつか、ウチもこんな情熱的な男の子に思われるように、ステキな女性になれるようにがんばろーっと!