#あぢさゐの……★☆ あぢさゐの 下葉にすだく 蛍をば 四ひらの数の 添ふかとぞ見る: 藤原定家 : 歌意:紫陽花の下葉に集まる蛍は四枚の花びらに添うように光るので花が数を増したかと見える。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #拾遺愚草 皇后宮大輔百首より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
鬱陶しい梅雨真っ最中やけど、ウチは元気やでぇ~
読み方やでぇ~
あちさゐの したはにすたく ほたるをは よひらのかすの そふかとそみる
雨が止んで日が暮れるころ紫陽花の花の間を蛍が飛び交って光ると、紫陽花の花びら(ホンマはガクやで)が光って増えたように見えるんや。
すたく(すだく)=群れをなして集まるとかむらがるちゅう意味があるんや。
四ひら(よひら)=紫陽花の別名やで。
紫陽花は昔から日本にある花やけど、昔の歌の中では植えた土によって、色が変わるのであんまり好んで詠まれてないんや。
「拾遺愚草」も藤原定家のプライベート家集や。
でも、梅雨の晴れ間の紫陽花と蛍の組み合わせ。
この時期だけの最強タッグやで。
ちなみにハート形の紫陽花見つけたら幸せになるそうや。
ウチは見つけたでぇ。
もうすぐ幸せが来るでぇ~