工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

旧伊藤伝衛門邸、贅を尽くした豪邸

2018年12月25日 | Weblog
旧伊藤伝右衛門邸は以前に九州旅行した時に見学したことが

ありますが、今回はゆっくりとした行程なので庭も散策できました。

広大で素晴らしいお屋敷です!

旧伊藤伝右衛門邸は明治期に建てられ、大正期、昭和初期に増築された、近代和風建築物です。 

粋を凝らした豪邸は、国の名勝指定を受けた広大な庭園とともに歌人柳原白蓮が日常起居した

建物として飯塚市内に残る数少ない石炭遺産であり、

「炭鉱王伊藤伝右衛門」の功績を伝える唯一の文化遺産です。

伝右衛門は50歳で白蓮を迎え入れる為、旧伊藤伝右衛門邸の改築を行います。

敷地面積約2300坪という敷地に、部屋数25という広大な家屋を設けました。

その内部は京都からわざわざ宮大工を呼んで技を尽くさせたという、

細やかな美の技法に満ちています。まさに贅を尽くした豪邸です。

和洋折衷の調和のとれた美しさが感じられる優れた建物です。

アールヌーヴォー調のマントルピース、イギリス製のひし形のステンドグラスのある応接間、

一畳たたみを敷き詰めた長い廊下等の様々な芸術的技法を取り入れ

当時先進的だった建築技術や、繊細で優美な装飾を随所に見ることができます。

庭もあずまや、橋などをもうけ、贅を尽くした広大な庭です!

彼の死後、この屋敷は一度売却され、取り壊しなどの方針も検討されましたが、

遺産として存続を求める飯塚市民の署名運動などによって飯塚市に譲渡が決まり、

1年余りの補修を経て、現在は一般公開されています。



旧伊藤伝右衛門邸





玄関


玄関





伊藤伝右衛門は炭鉱王だった人ですが、貧しい学生に奨学金制度を作ったり
社会にも還元した人物です!


内部


邸内




庭を邸内から見る






その内部は京都からわざわざ宮大工を呼んで技を尽くさせたという、
細やかな美の技法に満ちています。まさに贅を尽くした豪邸です。
建物の見所は和洋折衷の調和のとれた美しさ。




蔵のなかは展示場になっています


応接間




村岡花子と白蓮


2階の白蓮の部屋


2階の白蓮の部屋


2階の白蓮の部屋から見た庭


2階の白蓮の部屋から見た庭


2階の白蓮の部屋から見た庭


2階の白蓮の部屋から見た庭


2階の白蓮の部屋から見た庭


2階の白蓮の部屋


庭園のもみじ


庭から見た屋敷


広大な庭園です! 今回時間にゆとりあったので庭園を散策できたのが
良かった!










庭から見た屋敷


あずまや












屋敷と庭園の俯瞰写真



最新の画像もっと見る

コメントを投稿