工房八重の部屋

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京都国立博物館、「佐竹本三六歌仙絵と王朝の美」

2019年11月02日 | Weblog
36人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描く、鎌倉時代の名品「佐竹本三十六歌仙絵」

は、三十六歌仙を描いた絵巻物で、鎌倉時代(13世紀)に制作されました。

久保田藩(秋田藩)主・佐竹家に伝来した、三十六歌仙絵の草分け的存在で、

三十六歌仙の代表的な作品です。書は後京極良経、画は藤原信実によると伝わります。

元は上下2巻の巻物で、各巻に18名ずつ、計36名の歌人の肖像と住吉大明神が描かれていたが、

売却されましたが、あまりにも高価なので、

1919年(大正8年)12月20日に各歌人ごとに切り離され、それぞれの購入はくじ引

で決められ、当時の一流の茶人、財界人達に購入されました。

分割された佐竹本三十六歌仙絵は掛軸装に改められました。

それからの100年間の間に多くの佐竹本その所有者を変えて行きました!

2019年は、この「佐竹本三十六歌仙絵」が分割されてから、ちょうど100年を迎える年です。

これを期に、離ればなれとなった断簡を展覧会としては過去最大となる規模で集め、

京都国立博物館で、「佐竹本三六歌仙絵と王朝の美」で、秘宝中の秘宝が11月24日まで開催され

31件が見られました!



京都国立博物館


開催されたのは平成知新館内です!








NHKで放映されます!




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