新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

佐潟で探鳥

2015-01-06 11:07:09 | 新潟の探鳥地
 2015年1月5日,青空に誘われて新潟市西区赤塚の佐潟へ.
 湖面に見えるのは,マガモ,コガモを中心とするカモたち.コハクチョウは,採餌に出かけたのか数羽を残して姿が見えない.時々,カモたちが飛び騒ぐが,追い掛け回しているのはオオタカの成鳥で,ハイイロチュウヒの姿は見えない.
 少しがっかりして歩き始めると,ツグミの声がする.双眼鏡をのぞくと,ツグミの亜種・ハチジョウツグミだ.しかし,ファインダーの中のハチジョウツグミは,恥ずかしがり屋で顔を隠している.2009年,2013年によく観察できたが,2014年は姿を見ることがほとんどなかった.この冬は,当たり年かな? ツグミを見たら,要注意.

 葦の中から顔を出したホオジロ.
 ホオジロ 学名 Emberiza cioides 英名 Siberian Meadow Bunting


鳴きながら餌場に向かうヒシクイの亜種・オオヒシクイ.
 オオヒシクイ 学名 Anser fabalis middendorffii 英名 Bean Goose


 マガンも飛んでいく.
 マガン 学名 Anser albifrons 英名 White-fronted Goose


 葭原の中,柳の枝にとまるオオタカの幼鳥.
 オオタカ 学名 Accpiter gentilis 英名 Northern Goshawk


 草むらから飛び出してきたミヤマホオジロの♂.
 ミヤマホオジロ 学名 Emberiza elegans 英名 Yellow-throated Bunting


 枝にとまり,時々,「ピーヒョロロー」と鳴いていたトビ.
 トビ 学名 Milvus migrans 英名 Black Kite


 最後に出現したチュウヒの♂・成鳥.
 チュウヒ 学名 Circus spilonotus 英名 Eastern Marsh Harrier


 観察された鳥種は,次のとおりでした.
 キジ,ヒシクイ(亜種・オオヒシクイ),マガン,コハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ミコアイサ,カワアイサ,カイツブリ,ハジロカイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ(亜種・ダイサギ),コサギ,オオバン,トビ,チュウヒ,ハイイロチュウヒ,オオタカ,ノスリ,カワセミ,コゲラ,アカゲラ,アオゲラ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ,ウグイス,エナガ,メジロ,ミソサザイ,ムクドリ,シロハラ,ツグミ(亜種・ハチジョウツグミ,亜種・ツグミ),ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,カワラヒワ,マヒワ,ベニマシコ,ウソ,シメ,ホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロ,アオジ,オオジュリン