新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

チュウヒ

2015-01-30 16:31:42 | タカ科
 チュウヒ 学名・Circus spilonotus 英名・Eastern Marsh Harrier
 
 新潟市西区赤塚の佐潟水鳥・湿地センターは,暖房の効いた観察施設内から野鳥を観察することができます.中に入ると直ぐにカモたちが騒ぎ出しました.目の前をチュウヒが飛んでいます.それなのに,カメラはリュックの中に入ったままです.あわててカメラを取り出し,レンズを向けましたが時すでに遅しでした.チュウヒは,後姿を見せて遠ざかっていきました.
 がっかりしていると,センターの方が「来た」と言って窓の外を指差しています.チュウヒが戻って来ます.グングンと近づいて来て,目の前で翻りました.

 チュウヒ 若鳥? 翼を浅いV字形に持ち上げた,独特の飛翔スタイルです. 
撮影日時 2015.01.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


 チュウヒ 若鳥? 虹彩に黄色味が見られますが,初列,次列風切羽に横班が見られません.
撮影日時 2015.01.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


 チュウヒ 若鳥? 背面の羽毛に淡色の羽縁が見られます.
撮影日時 2015.01.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟

ウソ 

2015-01-30 04:54:29 | アトリ科
 ウソ 学名・Pyrrhula pyrrhula 英名・Eurasian Bullfinch

 ウソは,「フィッ,フィッ」と鳴きながらサクラ類などの花芽をついばみます.サクラ類の花芽は,硬い鱗片で守られていますが,ウソは,その鱗片を取り除き,花になる部分だけを食べています.ウソが食事中の木の下に行くと,鱗片がぱらぱらと落ちてきます.積雪の上に鱗片が残されていたら,ウソがやってきて食事をしたことがわかるのです.

 ウソ 雄.モミジ類と見られる木の芽をついばんでいました.
撮影日時 2015.01.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


 ウソ 雄.頬が赤いのが雄です.
撮影日時 2015.01.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟


 ウソ 雌.雌は,頬から腹にかけて灰色がかった褐色をしています.
撮影日時 2015.01.20 撮影場所 新潟県新潟市・佐潟