コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

全日本大学駅伝は東洋大の優勝。

2015-11-01 23:00:43 | スポーツ
今日は熱田神宮→伊勢神宮間で行われる全日本大学駅伝をテレビで見ていました。学生三大駅伝の一つですが関東の大学の選手にとっては箱根が集大成の場と考えている選手が多いのかもしれませんね。
今年の大会の見所は駒沢大が不滅の5連覇を達成するか、青学大が高い完成度で初優勝を飾るかというのが注目されていました。

しかしレースが始まってみると東洋大の選手のアグレッシブなレース運びに圧倒されます。力がある青学大も悪いレースではないのですが東洋大の「その1秒を削り取れ」の精神に付いていけない部分がありました。
駒沢大は一時4位に後退する苦しいレースでなかなか本来の走りが出来ません。
最終区では青学大のエース神野東洋大との差を逆転するかが注目されましたがケガ明けの影響なのか走りに力強さがなく逆転できずに2位に沈みました。
駒沢大も不本意なレースだったと思いますが3位に入ったという事は強豪の証を示したのかもしれません。

東洋大の優勝となりましたが、驚いた事に全日本大学駅伝駅伝は初優勝だったのですね。箱根の活躍のイメージが強かったので全日本大学駅伝も制していると思っていたのですが。
東洋大の皆さん優勝おめでとうございます。

もう一つの見所はシード権争いでしたが山梨学院大の留学生ニャイロが驚異的な追い上げを見せましたが一歩届かず東海・明治に逃げ切られて7位に終わりました。
考えてみるとシード権を取れないと日程的に忙しくなるんですね。この大会の予選会があって、箱根のシード権が無い場合は箱根の予選会があって何回も調子を揃えて行かなくてはいけないので本大会に集中できないですね。
だからみんなシード権獲得に一生懸命になるんですね。

残すは1月2日3日の箱根駅伝となりました。
東洋大は追われる立場になりました。
大本命の青学大はあれだけ明るい原監督が沈痛な面持ちで落ち込んでいました。何か期するものがあると思います。
駒沢大も今日のリベンジを箱根で考えていると思います。
この3校中心に繰り広げられると思いますが、4位に入った早稲田大も虎視眈々と狙っていると思いますし、今回惜しくもシードを逃した山梨学院大も箱根で活躍を考えていると思います。
東海大や明治大も好成績を収めましたし、その他の大学も箱根はまた違うモチベーションで臨んで来ると思います。
今年のお正月も目を離せませんね。
もう一つ筋書きの無いドラマを見せて下さい。