常葉大菊川ベスト8入りならず。

高校野球選手権は3回戦、勝つとベスト8進出です。
今日の相手は滋賀の近江です。今大会優勝候補の一角の智弁和歌山に長打を浴びせて勝ち進んできました。
今日から仕事でしたので一部テレビを見て一部ラジオで聞いてですのでシッカリした観戦はしていませんので、その範囲で感想を書きたいと思います。

近江の先発林クンはちょっと変則的なフォームから投げるサウスポーですが、常葉大菊川のフルスイング打線のバットはくるくると回るだけです。
対する近江は今日先発の榛村に対して1回裏北村の2塁打で早々と先制。
3回にも近江は北村おタイムリーで2点目。
5回の近江は三度北村の2塁打で2点。
7回、常葉大菊川はようやく伊藤のタイムリーで1点を返しますが、その裏近江はまたもや北村の3塁打で2点を追加。どうも北村一人にやられてしまっています。
8回にも長打を絡めて3点を奪われ9-1とされます。この回からエース漢人を投入しましたが差を広げられてしまいました。
9回表、近江の投手も金城に代わると、ようやくフルスイング打線は水を得た魚のように打ち始めます。脅威のトップバッター奈良間が2塁打、続く東はショートライナーに倒れますがいい当たり。
3番鈴木のセンターへの大きい犠牲フライで1点を返し、続く根来がセンターオーバーの3塁打でこの回2点目を入れ、5番の伊藤は打った瞬間にホームランと分かる一発をレフトスタンドに叩き込みこの回4点。続く榛村も期待されましたがセカンドゴロで万事休す。
4-9で常葉大菊川の夏は終わりました。

この試合も常葉大菊川はノーサイン。
ある意味勝手な野球をやっているように思われがちですが、選手個々が状況を感じ取ってプレーする姿は今までの野球にない新しい風を感じました。
第100回に際してこんなチームが出て来た事が新時代の高校野球を作って行くかもしれませんね。

常葉大菊川の皆さんお疲れ様でした。