わが街の電器屋さんーつづきー
この夏より開店準備中だったケーズデンキが昨日開店しました。夕方、ちょっと寄ってみました。表には大勢の警備員が立ち、元エディオンだった店内は全面的に改装され、入り口以外はかっての面影はなく、ずいぶん明るくなったような気がします。
他店からの応援も来ているのでしょう、店内には多くの若い店員がてきぱきと応対していました。
昨日朝の新聞には新聞1枚分の大きさのチラシが入っていました。
そしてその1/4の大きさのエディオンとヤマダデンキの広告も入っていました。
エディオンとヤマダデンキの広告にはケーズデンキの開店を意識してでしょう、ともに申し合わせたように「他店徹底対抗、商品の価格が他店より高い場合はご相談ください」と書かれています。私が心配することではないのですが、どこの店長さんも大変だなことだと思います。
ケーズデンキは少し前になりますが、いつも畳半分くらいの大きなチラシが新聞に入っていました。
2016/6/9のものです。
今はこの半分くらいの大きさになっていますが、チラシはずっと続いていました。近くに店舗がないのに、どうしてだろうかと思っていたのですが、出店の布石だったのでしょうか。
ところで、ケーズデンキ、ヤマダデンキともに店名が「デンキ」となっています。
あらためて見ると家電販売店の名前にはいろいろなものが見られます。
「・・デンキ」、「・・でんき」、「・・電気」、「・・電器」、「・・電化」、「・・電機」など。昔は「・・ラジオ」、「・・無線」といった店もありました。
「デンキ」、「でんき」、「電器」、「電化」は家電関係、「電機」は大型電気機械、「電気」は工事関係が多いようです。
東京秋葉原は「電気街」、大阪日本橋も「電気屋街」と呼ばれています。いずれも戦後にラジオの部品などを扱う露店が集まり発展したところで、まだ今の家電製品などがなかった頃、電気関係の最先端の場所となり、「電気街」、「電気屋街」と今ではもう固有名詞となっています。