庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

夏と秋が出合う「行合いの空」

2016-08-27 10:28:53 | 日記・エッセイ・コラム

行合うとは、両方向から進んできたものが出合うことをいいます。

去りゆく夏と近づく秋、二つの季節模様を浮かべた雲が行き合い、
混然としている空模様を、「行合の空」と言います。

意味から言うと、四つの季節、それぞれの季節の狭間に見られる
ことになりますが・・・

普通は夏から秋へと移りゆく時、去りゆく夏と近づく秋が出合って、
混然と溶け合いながら、やがて本格的な秋へと移行してい季節を
表現する場合に使われます。 

盛夏の空と比べ、雲の表情にも少しづつ秋の気配を感じだす・・・
ちょうど今頃の季節の空を表現する言葉として使われています。。

南東の空に湧き上がる夏の積乱雲。

真っ白な雲の峰が眩しい程に輝いて。。
 ♪雲は湧き 光あふれて...

西の空を観れば、、秋を想わすひつじ雲が。。

青い空に真綿を小さく丸めて、散らしたたような白い雲...
その様子が、牧場で群れ遊ぶ羊のように見えることから、
ひつじ雲と呼ばれる。。

朝の月。。

 

コメント (3)
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