庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

日本はトンボの国って本当!?

2018-08-02 10:33:58 | 日記・エッセイ・コラム

野や水辺に、トンボがたくさん飛び交う季節になりました。

古くは日本のことを、秋津(あきつ)と言ったそうです。

秋津(あきつ)とは、トンボのことで、古くから田んぼが開
かれた日本には、水辺に暮らすトンボがたくさん飛んで
いたそうです。

日本書紀によれば、神武天皇が大和の国を一望して、
「秋津がつながっている姿のようだ」と言ったことに由来
すると言われています。

神武天皇は、いったいどんな形を想像したのでしょうか?。

こんな形かな?つながったオオシオカラトンボのカップル。

それともこんな形?交尾中のカップル。

まあ、よけいな詮索はヤメておきましょう!(^_^;)

トンボは田んぼの害虫を食べてくれるので日本ではトンボの
ことを「田の神」と呼んだりして、縁起の良い虫として大切に
されていたそうです。

クモを捕まえて食べるイトトンボ?。

 

また、トンボは強く退くことのない「勝虫」と呼ばれて武士の
鎧兜や家紋などの印に好んで用いられたそうです。

ショウジョウトンボ♂。

 

 ショウジョウトンボ♀。

魔除けやお守りに使われるトンボ玉は、トンボの大きな
複眼の目玉に見立てたもの。

正月の羽根つきの羽もトンボが飛んでいる様子を
模して作られたものだそうです。

ハグロトンボ?。 

 

世界でも、日本ほどトンボに馴染みの深い国は稀だそうです。

やはり日本は、「トンボの国」だったんですね! 

 

 

コメント
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