庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

風邪の季節

2015-01-25 17:51:03 | 日記・エッセイ・コラム
風邪の季節になり、巷では今年もインフルエンザが流行しているが、
「風邪と客は大事にすればすぐ帰る」と言う昔のことわざがある。

この場合の客とは、すぐに帰ってほしい客の事で、大事に大事に扱う
と、客のほうは逆に居心地が悪くなって、早く帰ると言う意味。

風邪も同じで、大事に扱った方が治りが早い、私たちは風邪を引いた
場合、早く治ればいいのに・・・ とばかり考えて、嫌だ嫌だと思って
しまい、風邪そのものを大事にしない傾向がある。

風邪の時は風邪とじっくりつきあって、無理せずにゆっくりと休養し
ながら、治療に専念したほうが治りも早い。

バカは風邪を引かない?と言われるが、私はもう何十年もインフルエンザ
のワクチン注射も、嫌いで打った事もないが、風邪で寝込む様な事はほと
んどない。

もし風邪気味だと感じた時は、無理しないで卵酒の熱燗でも飲んで体を温
めて、後は布団に入って体を休めながらひたすら寝る、そうすると翌朝に
は意外と、スッキリ回復している場合が多い・・・

風邪かな?と思ったら、無理せず休むのが一番!

・冬の「寒雀」、寒い時期の雀は羽を少しふくらませ、羽の間に空気層
 をつくって、厳しい寒気を耐え忍んでいます。






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人生の「日めくり」

2015-01-24 17:07:51 | 日記・エッセイ・コラム
「一週間に一度、赤い着物と青い着物を着るものはなんでしょうか?」と言う、
「なぞなぞ」の答えは暦で、日付の数字が日曜は赤、土曜は青になっています。

「最初が一番厚くて、終わりに一番薄くなるものは?」この「なぞなぞ」の答
えも、やはり暦です。

この暦は月別のカレンダーではなく、毎日一枚ずつはぎとっていく「日めくり」
の方がぴったりします。

今ではあまり見かけなくなりましたが、昔は各家庭に普通にあって毎朝、日め
くりを剥ぎ取るのが日課となっていたことを思い出します・・・

また祝日の暦には、交差した二本の「日の丸」が印刷されていて、いかにもめ
でたい特別な日だと感じて、嬉しかったものでした。

人はみな、自分の体の中に「日めくり」を持っているのではないでしょうか?

残された人生の「日めくり」が果たして何枚あるのか?、「暦の果て」は誰にも
わかりませんが・・・ 

人生八十年としてざっくり計算すると、残された年数×365枚+閏年分になる。

それを多いと感じるか、たったそれだけと感じるか、人それぞれだと思いますが、
毎日毎日一枚ずつ確実に減っていきます・・・  

この間、正月を迎えたばかりだと思ったらもう1月下旬、「光陰矢の如し」という
ように、あっという間に日々が過ぎ去っていってしまいます。

残された人生の「日めくり」があと何枚あるかは知らないが・・・ 一日一日を
大切にしながら、生きていきたいものだと思う。

庭先に来たメジロ。




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庭をノラ猫がトイレ替わりに?!

2015-01-23 17:55:34 | 日記・エッセイ・コラム
庭に出てみると、土の柔らかい部分が掘り返された様に、不自然?に凸凹してい
たので調べてみると、またやられた!と思った通り、近所の野良猫が我が家の庭
を勝手にトイレがわりに使用していた(`Δ´)!

この野良猫は、近所の猫好きの家のおばさんが、毎日餌を与えているので、毎朝
そのおばさんの家のドアの前で、餌をもらうのを待っている、そんならその家の
庭でやればいいものを、なんでよりによって我が家の庭でやるんだ!

以前、このおばさんが野良猫と一緒に、楽しそうに野良猫に話しかけながら散歩?
している姿を見たときはビックリ?した、相当猫好きなおばさんなのだ・・・

放っておくと、猫の糞は臭くて大迷惑の上、毎日きてやるようになるので自衛策と
して、最初は匂い消しとして木酢液や猫よけの消臭液を買ってきて、撒いたが2、
3日で効果が無くなり、あまり長続きしない・・・

そこで100均で売っている、刺の付いた猫よけの網を買ってきて、猫の出入り口
に置いてみた、これだと猫の足の裏の肉球に刺が当たり、猫も嫌がって入って来な
いようである。

これで、しばらく様子をみて見たい・・・

困った野良猫君。
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冬鳥のアイドル?ジョウビタキ

2015-01-22 17:18:14 | 日記・エッセイ・コラム
オスの胸の鮮やかな橙色が目を惹きつける、冬鳥のアイドル的存在が
ジョウビタキです、ジョウビタキのジョウは「尉」と書き、老人のことで
雄の銀白色の頭を、白髪に見立てたらしい・・・

ジョウビタキの鳴き声は「ヒッヒッ」「カッカッ」と聞こえ、火打石を
叩く音のように聞こえる事から、「火焚き」と名付けられたとか。

中国東北部から、冬になるとやってくる渡り鳥で、開けた環境が好きな
ので、森なら明るい雑木林、そして林より農耕地や住宅地で見られます。

ジョウビタキは、それぞれ1羽ずつなわばりを持って生活していて、隣の
森をなわばりにしているジョウビタキが一羽、我が家の庭先にも時々なわ
ばりの巡回?にやってくるので、「見回りご苦労さんです!」と声をかけ
てやっている。

またジョウビタキはなわばり意識が強く、鏡に映る己の姿を敵だと勘違い
して、なんとか追い払おうとする面白い習性もあるらしいので、今度来た
とき鏡を見せて実験して見ようか? などと考えている。

なわばりの巡回?に現れたジョウビタキの雄。
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「火の用心」の思い出

2015-01-21 17:41:27 | 日記・エッセイ・コラム
空気が乾燥する「寒」の頃は火事が発生しやすく、またいったん火事が起こ
ると大火事になりやすい季節です、特に昔は木造の家が多く、火事になると
あっという間に燃え広がってしまう危険がありました。

昭和30年代の思い出ですが、冬の夜に各村毎に小学生達が集まって、拍子木
を打ちながら、みんなで「火の用心~マッチ一本火事の元」と大きな声で村
内を回り、注意を促して回っていた事を思い出した。

当時は村の子供会の行事の一環として、行われていた様に記憶しているが、
寒い冬の夜に、カンカンと乾いた拍子木の音がよく響いて、みんなで雪道を
踏みしめながら、声を合わせて回ったことが懐かしい・・・

今ではそんな風習も、とっくの昔に無くなってしまったが・・・当時の子供
達にとっては、村の子供達の交流の場でもあり、結構楽しみながら回ってい
た様な気がする。

当時の家々には、だいたい囲炉裏があって、薪が燃やされていたので、火の
始末には特に注意が必要だった。

時代は変わっても、暖房器具など火器を取り扱う事の多い季節、お互い火の
始末には十分注意しましょう!

今では懐かしい囲炉裏の火。


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