7月23日 (土曜日) 
ロシア人は8月が嫌い!・・とあった。
モスクワ生まれのエコノミスト、菅野沙織さんによると
ロシア人は8月があまり好きではない。
過去2回の経済危機はいずれも8月に始まった。
===========================
▼ソ連時代の1991年にはペレストロイカに反対するクーデター、
2000年には原子力潜水艦「クルスク」の爆発、
04年には民間航空機2機が墜落する同時テロ事件と、
やはり8月に悲惨な出来事が続いた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
▼ロシア人は、こんな時こそアネクドート(小話)でつらさを吹き飛ばす。
「さて、ニュースが二つある」
「いいニュースから始めてくれ」
「誰がいいニュースがあるっていったんだ?」
(『ジョークで読むロシア』)
。
▼今年もつらい8月を迎えるかもしれない。
目前に迫ったリオデジャネイロ五輪・パラリンピックに、
ロシア選手団が出場できなくなる可能性が強まったからだ。
世界反ドーピング機関(WADA)の調査によれば、
ロシアは国家ぐるみでドーピング不正を行ってきた。
ソチ冬季五輪では、ドーピングをしていた選手の尿検体が、
別の検体とすり替えられた。
▼検査機関の壁に穴を開け検体を運び出したのは、
かつての秘密警察の流れをくむ連邦保安局(FSB)の職員である。
映画007シリーズでジェームズ・ボンドと死闘を繰り広げた、
ソ連のスパイさながらに暗躍していたわけだ。
もっともロシア人にとって、
ドーピング不正の発覚自体に驚きはないだろう。


ロシア人は8月が嫌い!・・とあった。
モスクワ生まれのエコノミスト、菅野沙織さんによると
ロシア人は8月があまり好きではない。
過去2回の経済危機はいずれも8月に始まった。

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▼ソ連時代の1991年にはペレストロイカに反対するクーデター、
2000年には原子力潜水艦「クルスク」の爆発、
04年には民間航空機2機が墜落する同時テロ事件と、
やはり8月に悲惨な出来事が続いた。
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▼ロシア人は、こんな時こそアネクドート(小話)でつらさを吹き飛ばす。
「さて、ニュースが二つある」
「いいニュースから始めてくれ」
「誰がいいニュースがあるっていったんだ?」
(『ジョークで読むロシア』)

▼今年もつらい8月を迎えるかもしれない。
目前に迫ったリオデジャネイロ五輪・パラリンピックに、
ロシア選手団が出場できなくなる可能性が強まったからだ。
世界反ドーピング機関(WADA)の調査によれば、
ロシアは国家ぐるみでドーピング不正を行ってきた。
ソチ冬季五輪では、ドーピングをしていた選手の尿検体が、
別の検体とすり替えられた。
▼検査機関の壁に穴を開け検体を運び出したのは、
かつての秘密警察の流れをくむ連邦保安局(FSB)の職員である。

映画007シリーズでジェームズ・ボンドと死闘を繰り広げた、
ソ連のスパイさながらに暗躍していたわけだ。
もっともロシア人にとって、
ドーピング不正の発覚自体に驚きはないだろう。