10月30日(土曜日)晴れ
秋晴れだ!
椿の花がいっぱい咲き始めた。一重で寂しい感じだ。
風船カズラも、もう終盤を迎えている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
河北春秋のコラムにあった。転記する。
「無駄」をテーマに一般向けの公開講座を「無駄」をテーマに
一般向けの公開講座を東京大学が開いたことがある。
歴史、行政、医療など多様な分野の先生が無駄について語った。
各自の発言には「無駄は無駄ではない」
という認識があったようだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼無駄かと思われた研究が実はそうではなかったと分かった瞬間。
その喜びは研究者、冥利に尽きるらしい。
確かにある種の分野には「無駄の効用」が存在するのだろう。
ただし「無駄遣い」となると、その印象は瞬く間に変わる。
▼東京オリンピックで用意した弁当の大量廃棄が報じられたのは8月。
今度はコロナ禍で全国民に配った布マスクが余り、
倉庫にほったらかしになっている事実が明らかになった。
会計検査院の指摘によると、保管費用は6億円。
▼今月発売の月刊誌に財務省の事務次官が「財政が破綻する」と題して寄稿している。
国の財政危機を説きつつ増税やむなしの意見を示唆する内容だ。
けれど、まずは身内。行政の無駄遣いを一掃してから書いてもらいたいものだ。
「無駄学」で知られる東京大の西成活裕教授は
「一番の問題は人。改善の意欲がないとうまくいかない。
一人一人が工夫しようとしないとダメ」。そんな意味の発言をしていた。
倉庫のマスクは一時8300万枚に上った。有効に使う工夫を誰もしなかったらしい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★無駄学ではこんな意見も・・
「高度資本主義社会においては、
無駄は必要悪になっているといえる。
消費社会が資本主義を支えているため
過剰なサービスを提供して需要を喚起し、
そしてそれが無駄を発生させている
マネーが資本主義の血液ならば、
無駄は資本主義の脂肪のようなものだ。」
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もう一つコラム
NHKの朝のドラマ『おかえりモネ』が最終盤を迎えている。
◆NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」
(2021年5月17日スタート、月~土曜午前8時)
宮城・気仙沼で生まれ育ち登米で青春を送る永浦百音(ももね)が、
ある出会いをきっかけに気象予報士を目指し猛勉強。
東京の民間気象予報会社で鍛えられながら成長していく。
大型台風が全国を直撃するのを目の当たりにし、
故郷の役に立ちたいと気仙沼に向かう決意をする。
脚本は「きのう何食べた?」などを手掛けた安達奈緒子氏。
ヒロインを演じる清原果耶の朝ドラ出演は
「あさが来た」「なつぞら」に続き3作目。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
きのうは結婚する相手が来て、居間で家族にあいさつ。
ひとしきり話が済むと、母親役の鈴木京香さんがにこやかに「いいわねえ、こういう2人」
▼父親の内野聖陽さんは「俺は最初によ、ピンときたんだ、この2人はいいって。
そんなのは本人たちより前に俺は分かっている。ンフフフ…」。
息の合った自然な演技が若い2人を明るく包む。記憶に残る印象的なシーンだった。
▼周囲の祝福にあふれたテレビドラマを見ながらもう一つの結婚が思われた。
お祝いを申し上げたいと書こうとして戸惑いも残る。
その相手が本当に結婚にふさわしいのか、長らく多くの国民の心配事になってきたからだ。
▼きのう、秋篠宮家の眞子さまが小室眞子さんとなった。
慣例の儀式はなく、皇籍離脱の際の一時金は不支給という異例ずくめの門出だ。
本人の強い希望とはいえ、国民の祝意と距離ある結婚に
眞子さんの姿がややもすると痛々しく見える。
~~~~~~~~~~~~~~~~
▼小津安二郎監督の名画『晩春』。父親の笠智衆が嫁に出る娘の原節子に語る。
「幸せは待ってるもんじゃなくて、やっぱり自分たちで創り出すものなんだよ。
きっと幸せになれるよ。難しいもんじゃないさ」。
★米国で暮らすという2人もそうなることを。
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秋晴れだ!
椿の花がいっぱい咲き始めた。一重で寂しい感じだ。
風船カズラも、もう終盤を迎えている。
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河北春秋のコラムにあった。転記する。
「無駄」をテーマに一般向けの公開講座を「無駄」をテーマに
一般向けの公開講座を東京大学が開いたことがある。
歴史、行政、医療など多様な分野の先生が無駄について語った。
各自の発言には「無駄は無駄ではない」
という認識があったようだ。
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▼無駄かと思われた研究が実はそうではなかったと分かった瞬間。
その喜びは研究者、冥利に尽きるらしい。
確かにある種の分野には「無駄の効用」が存在するのだろう。
ただし「無駄遣い」となると、その印象は瞬く間に変わる。
▼東京オリンピックで用意した弁当の大量廃棄が報じられたのは8月。
今度はコロナ禍で全国民に配った布マスクが余り、
倉庫にほったらかしになっている事実が明らかになった。
会計検査院の指摘によると、保管費用は6億円。
▼今月発売の月刊誌に財務省の事務次官が「財政が破綻する」と題して寄稿している。
国の財政危機を説きつつ増税やむなしの意見を示唆する内容だ。
けれど、まずは身内。行政の無駄遣いを一掃してから書いてもらいたいものだ。
「無駄学」で知られる東京大の西成活裕教授は
「一番の問題は人。改善の意欲がないとうまくいかない。
一人一人が工夫しようとしないとダメ」。そんな意味の発言をしていた。
倉庫のマスクは一時8300万枚に上った。有効に使う工夫を誰もしなかったらしい。
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★無駄学ではこんな意見も・・
「高度資本主義社会においては、
無駄は必要悪になっているといえる。
消費社会が資本主義を支えているため
過剰なサービスを提供して需要を喚起し、
そしてそれが無駄を発生させている
マネーが資本主義の血液ならば、
無駄は資本主義の脂肪のようなものだ。」
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もう一つコラム
NHKの朝のドラマ『おかえりモネ』が最終盤を迎えている。
◆NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」
(2021年5月17日スタート、月~土曜午前8時)
宮城・気仙沼で生まれ育ち登米で青春を送る永浦百音(ももね)が、
ある出会いをきっかけに気象予報士を目指し猛勉強。
東京の民間気象予報会社で鍛えられながら成長していく。
大型台風が全国を直撃するのを目の当たりにし、
故郷の役に立ちたいと気仙沼に向かう決意をする。
脚本は「きのう何食べた?」などを手掛けた安達奈緒子氏。
ヒロインを演じる清原果耶の朝ドラ出演は
「あさが来た」「なつぞら」に続き3作目。
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きのうは結婚する相手が来て、居間で家族にあいさつ。
ひとしきり話が済むと、母親役の鈴木京香さんがにこやかに「いいわねえ、こういう2人」
▼父親の内野聖陽さんは「俺は最初によ、ピンときたんだ、この2人はいいって。
そんなのは本人たちより前に俺は分かっている。ンフフフ…」。
息の合った自然な演技が若い2人を明るく包む。記憶に残る印象的なシーンだった。
▼周囲の祝福にあふれたテレビドラマを見ながらもう一つの結婚が思われた。
お祝いを申し上げたいと書こうとして戸惑いも残る。
その相手が本当に結婚にふさわしいのか、長らく多くの国民の心配事になってきたからだ。
▼きのう、秋篠宮家の眞子さまが小室眞子さんとなった。
慣例の儀式はなく、皇籍離脱の際の一時金は不支給という異例ずくめの門出だ。
本人の強い希望とはいえ、国民の祝意と距離ある結婚に
眞子さんの姿がややもすると痛々しく見える。
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▼小津安二郎監督の名画『晩春』。父親の笠智衆が嫁に出る娘の原節子に語る。
「幸せは待ってるもんじゃなくて、やっぱり自分たちで創り出すものなんだよ。
きっと幸せになれるよ。難しいもんじゃないさ」。
★米国で暮らすという2人もそうなることを。
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