9月6日 (火曜日) 晴れ
台風の影響もあってか暖かい風が吹く、同時に陽ざしが厳しい。
午前中は クリニックの紹介で熊谷総合病院で
検査診察 問診を経て採血・検尿などを行った。
20年越えてのこの病院は初めての通院である。
あたらしくなって初めてかかった。
なんだかみんなデジタル化されて呼ばれるのは番号で戸惑った。
こんな近くにあっても病院にはかかりたくない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昔、書き留めておいたある方の詩
~~~~
走りつづけていると 目に入らない風景がある。
足を止めたとたんに 次々に現れてくるので驚くが
自分が見ようとしなかっただけだということにやがて気が付く。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
路傍の草花にも彼らなりの主張があり
夜な夜な鳴きつづける蛙の大合唱にも彼らの訴えがあることを
埒もないことだと 今までは気にもとめなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
走りつづけることも大切だが、たまには足を止めて、耳を澄ませてみるのもいい。
自分一人で生きているのではないという あたりまえのことが素直に心にしみこんでくる。
回り道は 走って通り過ぎる道ではない。
======================
★随分ゆったりとした十数年を過ごしてきたが、気持ち的には
自分はいまだにゆっくり立ち止まって
自分や周囲を見回していないように思える。
止まってしまうと時間だけが先に行ってしまうような気がする。
遅れまいと頑張っても老年齢の己の進行を
周囲の出来事と体の遅さを残して飛び去って行く。
これが現実か!
===================================
毎日の余禄コラムには氷河湖のことが・
出世螺(しゅっせほら)は9000年生きた末に竜になったホラ貝の妖怪で深山に潜む。
江戸時代にはホラ貝が土中から飛び出して天に昇る際に土石流や洪水が起きるという伝承があった。
蘭学者の司馬江漢(こうかん)は
「俗に螺のぬけ出る或いは山津波という」と記している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲中世の地震で海とつながった浜名湖にもホラ貝伝説が残るそうだ。
山崩れや地震で生まれた一時的なせき止め湖が決壊し、
大量の水が押し寄せる山津波は大きな被害をもたらしてきた。
その原因を海に産するホラ貝に求めたのだろうか
▲地球温暖化で世界的に懸念される山津波が「氷河湖決壊洪水」である。
ヒマラヤやアルプス、アンデスなどの高地には氷河や地形でせき止められた湖が数多い。
気温上昇や地震をきっかけに決壊し、洪水を引き起こすことがある
▲大洪水で国土の3分の1が浸水したパキスタン。
直接のきっかけはモンスーンに伴う大雨だが、氷河の影響もある。
春先から続いた猛暑で決壊が例年の3倍に増えて川が増水し、
被害を大きくしたとみられている。
▲「我々は異常気象の最前線にいる」。レーマン気候変動相の言葉だ。
洪水で1200人以上が亡くなり、被害総額は100億ドルに上るという。
温室効果ガス排出量の多い先進国などの責任を訴えたのも無理はない
▲温暖化で氷河湖は増え続けている。
世界では1万4000、パキスタンだけでも3000を超え、
洪水の危険にさらされる人も増加している。
氷に封じられた怪物を目覚めさせないための国際協力が必要になる。
★知らなかった氷河湖がこんなにあるなんて・・
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氷河湖決壊洪水とは?
標高7000メートルを超えるヒマラヤ山脈を背後に抱えるブータン国では、
近年の気候変動・地球温暖化の影響を受け、年々氷河が縮小・後退していっています。
氷河の末端には氷河が削ってきた『モレーン』と呼ばれる岩屑の高まりがありますが、
氷河が後退することによって、『モレーン』背後に巨大な池『氷河湖』が形成されるのです。

モレーンはそもそも岩屑の丘に過ぎないので、湖水へ土砂崩れや氷河崩落等の
ちょっとしたきっかけによって、簡単に破壊されてしまい、
膨大な量の洪水と土石流を下流地域にもたらします。
これが『氷河湖決壊洪水』です。
ブータンで1994年に発生した氷河湖決壊洪水では、
90キロメートル下流の町を洪水が呑み込み、21名の尊い人命が失われました。
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台風の影響もあってか暖かい風が吹く、同時に陽ざしが厳しい。

午前中は クリニックの紹介で熊谷総合病院で
検査診察 問診を経て採血・検尿などを行った。
20年越えてのこの病院は初めての通院である。
あたらしくなって初めてかかった。
なんだかみんなデジタル化されて呼ばれるのは番号で戸惑った。
こんな近くにあっても病院にはかかりたくない。

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昔、書き留めておいたある方の詩

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走りつづけていると 目に入らない風景がある。
足を止めたとたんに 次々に現れてくるので驚くが
自分が見ようとしなかっただけだということにやがて気が付く。
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路傍の草花にも彼らなりの主張があり
夜な夜な鳴きつづける蛙の大合唱にも彼らの訴えがあることを
埒もないことだと 今までは気にもとめなかった。
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走りつづけることも大切だが、たまには足を止めて、耳を澄ませてみるのもいい。
自分一人で生きているのではないという あたりまえのことが素直に心にしみこんでくる。
回り道は 走って通り過ぎる道ではない。
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★随分ゆったりとした十数年を過ごしてきたが、気持ち的には
自分はいまだにゆっくり立ち止まって
自分や周囲を見回していないように思える。

止まってしまうと時間だけが先に行ってしまうような気がする。
遅れまいと頑張っても老年齢の己の進行を
周囲の出来事と体の遅さを残して飛び去って行く。
これが現実か!
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毎日の余禄コラムには氷河湖のことが・

出世螺(しゅっせほら)は9000年生きた末に竜になったホラ貝の妖怪で深山に潜む。
江戸時代にはホラ貝が土中から飛び出して天に昇る際に土石流や洪水が起きるという伝承があった。
蘭学者の司馬江漢(こうかん)は
「俗に螺のぬけ出る或いは山津波という」と記している。
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▲中世の地震で海とつながった浜名湖にもホラ貝伝説が残るそうだ。
山崩れや地震で生まれた一時的なせき止め湖が決壊し、
大量の水が押し寄せる山津波は大きな被害をもたらしてきた。
その原因を海に産するホラ貝に求めたのだろうか
▲地球温暖化で世界的に懸念される山津波が「氷河湖決壊洪水」である。
ヒマラヤやアルプス、アンデスなどの高地には氷河や地形でせき止められた湖が数多い。
気温上昇や地震をきっかけに決壊し、洪水を引き起こすことがある
▲大洪水で国土の3分の1が浸水したパキスタン。
直接のきっかけはモンスーンに伴う大雨だが、氷河の影響もある。
春先から続いた猛暑で決壊が例年の3倍に増えて川が増水し、
被害を大きくしたとみられている。
▲「我々は異常気象の最前線にいる」。レーマン気候変動相の言葉だ。
洪水で1200人以上が亡くなり、被害総額は100億ドルに上るという。
温室効果ガス排出量の多い先進国などの責任を訴えたのも無理はない
▲温暖化で氷河湖は増え続けている。
世界では1万4000、パキスタンだけでも3000を超え、
洪水の危険にさらされる人も増加している。
氷に封じられた怪物を目覚めさせないための国際協力が必要になる。
★知らなかった氷河湖がこんなにあるなんて・・
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氷河湖決壊洪水とは?
標高7000メートルを超えるヒマラヤ山脈を背後に抱えるブータン国では、
近年の気候変動・地球温暖化の影響を受け、年々氷河が縮小・後退していっています。
氷河の末端には氷河が削ってきた『モレーン』と呼ばれる岩屑の高まりがありますが、
氷河が後退することによって、『モレーン』背後に巨大な池『氷河湖』が形成されるのです。

モレーンはそもそも岩屑の丘に過ぎないので、湖水へ土砂崩れや氷河崩落等の
ちょっとしたきっかけによって、簡単に破壊されてしまい、
膨大な量の洪水と土石流を下流地域にもたらします。
これが『氷河湖決壊洪水』です。
ブータンで1994年に発生した氷河湖決壊洪水では、
90キロメートル下流の町を洪水が呑み込み、21名の尊い人命が失われました。
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