宮城にいる福の神、「仙台四郎」、「仙台幸子」

2005/04/13 wednesday
幸運をもたらす「グッズ」はいつの時代ももてはやされるものらしい。「鰯の頭も信心から」というように、なんでも信じれば救われるものなのに！
「仙台四郎」（google 検索　20,100hit)は、江戸時代末期に仙台に生まれた。本名は「芳賀四郎（はがしろう）」というが、裕福な商家の四男として生まれた。しかし、７歳の時に歌で有名な「♪♪広瀬川」に落ちて、流されて溺れ、一時意識不明になった時に、脳に血流がスムーズに行かず、知能の発達が遅れたらしい。「知恵遅れ」となったが、いつもニコニコと町内を徘徊して、気に入った店に入った。愛想のいい四郎に、食べ物などを与えていた店が、大層繁盛した。そんなことから、四郎がなくなった後も、唯一残された写真が「商売繁盛」のまじないとして、明治時代以降、今も仙台の商店に飾られている。こちらは写真だけ。
ちょっと事情は違うが「仙台幸子」（google 検索　24,600 hit)は、昭和８年（１９３３）満州（今は中華人民共和国北部、当時日本が統治していた）で生まれた（本名不詳、峰幸子？）。現在７１歳、健在。歩きはじめた時代の人形を抱えた写真（勿論白黒）を使用している。いい事が多いと、彼女の「グッズ」を作る（手作り）事を思いついたのは、彼女の長女。今や商品は大量生産され、ホームページ上での販売も入荷待ち。こちらは、写真も使用不可と商売っ気丸出し。グッズも多種多様。
仙台のみなさん、「楽天なんだったかなあ・・・」も応援してください。