パ・リーグのプレーオフ

「こんなのあり」の現象がパ・リーグに起こった。上位３チームでプレーオフ、そこで優勝チームを決めようというのだが・・・。
最終成績は、上位２チームが強いので、３位以下が勝率５割を下回ってしまった。

ソフトバンク　　８９勝４５敗２分　勝率0.664
ロッテ　　　　　８４勝４９敗３分　勝率0.632
西武　　　　　　６７勝６９敗　　 　勝率0.493

西武は、首位と２３ゲーム差の惨憺たる成績だが、プレーオフを戦う権利がある。こんなのが優勝でもすれば、セ・リーグの優勝チームは、情けなくなるよ。ソフトバンクだって１年間戦っての結果がパーだなんて「開いた口が塞がらないよ」早急に規定を変えて下さい。５割以下は参加資格がないとか、首位から５ゲーム離されたらダメとか。
たった６チームしかないのに、プレーオフをするのは無理がある。ソフトバンクとロッテが首位を争ったように、当該球団の成績が下位チームの方が勝っているとか、大方が納得する成績でないと白けるだけだ。
阪神タイガースは、ソフトバンクと戦いたい筈だよ。西武が優勝でもしたら、日本シリーズの興味は全くなくなるよ。

ＭＬＢでもやきもきしたようだ。ナショナル・リーグの西部地区の５チームが勝率５割を割りそうになったが、最後にやっとパドレスは勝った。

東地区　アトランタ・ブレーブス　９０勝７２敗　勝率0.556
　　　　　　この地区は５チーム全てが５割以上の勝率を残している。
中地区　セントルイス・カージナルス　１００勝６２敗　勝率0.617
　　　 　　ヒューストン・アストロズ　８９勝７３敗　勝率0.549
　　　　　　アストロズは、ワイルド・カード。ロケッツ（あの４３歳クレメンス）は、防御率1.87で勲章を手にした。ヤンキースで終わると思ったんですが・・・。
西地区　　サンディエゴ・パドレス　８２勝８０敗　勝率0.506

ナショナル・リーグの地域格差は元々あり、その解消は困難なようだ。しかし、なんとか５割以上の勝率を確保できたので、リーグ関係者は、ほっとした事だろう。