日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

青年は荒野を目指す

2005年10月11日 20時43分34秒 | 応援します!この人生!
瀬川昌司さん(35)は、プロ入り嘆願書が認められ、「将棋プロ編入六番勝負」に挑戦中だ。NECの関連会社に勤務。システム運用管理を担当しながら、棋戦に挑戦。アマ名人、アマ王将などのタイトルもとり、プロ相手にも17勝7敗の好成績を残している。只、収入はプロになっても「フリークラス(名人になる為の順位戦を指せない)では、今より数段減るだろう。
瀬川さんは、独身ですが、姥捨て山のような「フリークラス」からでも「将棋指し(プロ)」を目指すとは、尊敬し、最大の敬意を表します。
6番勝負3勝でプロ編入となるが、昨日までに4番終わり、2勝2敗だ。
第1局  ● 佐藤天彦 (奨励会3段)次点2回でフリークラス編入資格あり、断って、正規4段を目指す。
第2局  ○ 神吉宏充 (6段、フリークラス)
第3局  ● 久保利明 (8段、Aクラス、名人挑戦クラス)
第4局  ○ 中井広恵 (女流6段)女流最強
第5局  - 高野秀行 (5段)11月6日 対局予定
第6局  - 長岡裕也 (4段)11月26日対局予定


以下は、編入試験決定の時、6月15日のブログです。(順位戦に上るための過酷な条件とは。念のため)

アマ将棋の強豪、瀬川晶司さんが日本将棋連盟に入会嘆願書を差し出し、許可されて過酷な6番勝負に挑むことはよい事だった。しかし、その受け入れ先が「フリークラス」とは!「フリークラス」は、順位戦(頂点は名人、クラスはA級、B1、B2、C1、C2、とある)を指さない。宣言してフリークラス入りするか、C2クラスで降級点を3度とるとフリークラス送りとなる。フリークラスは、10年在籍か60歳を迎えた年度の終了をもって引退となる。ほとんど10年で引退だ。(順位戦を指す棋士は、自分が指そうとすれば、何歳でも引退はない。)「フリークラス宣言者」は順位戦に復帰できない。では、瀬川晶司さんは、順位戦に(最下位のC2)編入のより過酷な条件とは?
1、「参加棋戦+8」勝、なおかつ勝率6割以上。
2、30局以上の対局で、よいところ取りで、勝率が6割5分以上。
3、年間対局数が「参加棋戦+1」*3以上。
4、全棋士参加の棋戦優勝。タイトル戦挑戦。
なんという過酷な条件なんでしょう?瀬川さん最下位の下のクラスで、10年でお払い箱になりそうな「将棋指し」に挑むんですか?NEC社員でアマチュアのまま、銀河戦優勝や竜王にでもなって、日本将棋連盟が「A級編入をお願いします」というまでがんばる方が、我々は面白くて、溜飲が下がるんですがネ。もっとも今までに、連盟に都合の良いルール変更は度々行われている。
嘆願書を認めて試験を課す以上「C2」に編入するべきだ!真剣師(賭け将棋で生活)、花村元司さんは60年前だったが、たしか5段(C1)編入だった。

松井秀喜選手、’05の夢終わる

2005年10月11日 16時51分16秒 | MLB
松井秀喜選手があれだけ望んでいた「チャンピオン・リング」の夢は断たれた。2勝2敗で迎えた最終決戦は、エンゼルスのエース「コローン」の2回途中という早い回の故障というアクシデントも味方には出来なかった。
松井秀喜選手の夢、私の夢でもある(叶えて欲しかった)「ワールド・チャンピオン」の夢が断たれた。「A・ロドリゲス、松井秀喜、大誤算」の見出しも見える。
第1打席 ランナー1,3塁 得点0対0 空振り三振
第2打席 ランナー1塁   得点2対3 レフトフライ
第3打席 ランナー1,2塁 得点2対5 ファーストフライ
第4打席 ランナー2塁   得点3対5 キャッチャーフライ
第5打席 ランナー1,2塁 得点3対5 ファーストゴロ(最終打者)

「投打かみ合わず」の今期を象徴する戦いが最後の試合に出てしまった。「トーリー監督」も落胆の色濃く、インタビューにも現れていた。「終わり良ければ、全て良し」というが、相手方に出てしまった。あまりにも残念な結果であった。

3年契約の最終年であったが、複数年の途中契約を断り、今年の結果に賭けたが。来年も「ヤンキース」のユニホームを着ていることを願わずにはいられない。松井選手の代理人は「スタインブレナー・オーナー」に嫌われているから心配だ。

松井秀喜選手の2005は終わった。3年間夢は叶わなかった。ヤンキースも苛立ちが増しそうで、血の入れ替えが行われるだろう。

松井秀喜選手!今年も夢をありがとう。

ヤンキースは、松坂大輔投手(ライオンズ)をポスティングで獲得を目指すと発表した。20億円(入札金額だけ。総額では30億円超確実)また、メッツも獲得を目指すとのことで、入札金額の高騰も・・・。