瀬川昌司さん(35)は、プロ入り嘆願書が認められ、「将棋プロ編入六番勝負」に挑戦中だ。NECの関連会社に勤務。システム運用管理を担当しながら、棋戦に挑戦。アマ名人、アマ王将などのタイトルもとり、プロ相手にも17勝7敗の好成績を残している。只、収入はプロになっても「フリークラス(名人になる為の順位戦を指せない)では、今より数段減るだろう。
瀬川さんは、独身ですが、姥捨て山のような「フリークラス」からでも「将棋指し(プロ)」を目指すとは、尊敬し、最大の敬意を表します。
6番勝負3勝でプロ編入となるが、昨日までに4番終わり、2勝2敗だ。
第1局 ● 佐藤天彦 (奨励会3段)次点2回でフリークラス編入資格あり、断って、正規4段を目指す。
第2局 ○ 神吉宏充 (6段、フリークラス)
第3局 ● 久保利明 (8段、Aクラス、名人挑戦クラス)
第4局 ○ 中井広恵 (女流6段)女流最強
第5局 - 高野秀行 (5段)11月6日 対局予定
第6局 - 長岡裕也 (4段)11月26日対局予定
以下は、編入試験決定の時、6月15日のブログです。(順位戦に上るための過酷な条件とは。念のため)
アマ将棋の強豪、瀬川晶司さんが日本将棋連盟に入会嘆願書を差し出し、許可されて過酷な6番勝負に挑むことはよい事だった。しかし、その受け入れ先が「フリークラス」とは!「フリークラス」は、順位戦(頂点は名人、クラスはA級、B1、B2、C1、C2、とある)を指さない。宣言してフリークラス入りするか、C2クラスで降級点を3度とるとフリークラス送りとなる。フリークラスは、10年在籍か60歳を迎えた年度の終了をもって引退となる。ほとんど10年で引退だ。(順位戦を指す棋士は、自分が指そうとすれば、何歳でも引退はない。)「フリークラス宣言者」は順位戦に復帰できない。では、瀬川晶司さんは、順位戦に(最下位のC2)編入のより過酷な条件とは?
1、「参加棋戦+8」勝、なおかつ勝率6割以上。
2、30局以上の対局で、よいところ取りで、勝率が6割5分以上。
3、年間対局数が「参加棋戦+1」*3以上。
4、全棋士参加の棋戦優勝。タイトル戦挑戦。
なんという過酷な条件なんでしょう?瀬川さん最下位の下のクラスで、10年でお払い箱になりそうな「将棋指し」に挑むんですか?NEC社員でアマチュアのまま、銀河戦優勝や竜王にでもなって、日本将棋連盟が「A級編入をお願いします」というまでがんばる方が、我々は面白くて、溜飲が下がるんですがネ。もっとも今までに、連盟に都合の良いルール変更は度々行われている。
嘆願書を認めて試験を課す以上「C2」に編入するべきだ!真剣師(賭け将棋で生活)、花村元司さんは60年前だったが、たしか5段(C1)編入だった。
瀬川さんは、独身ですが、姥捨て山のような「フリークラス」からでも「将棋指し(プロ)」を目指すとは、尊敬し、最大の敬意を表します。
6番勝負3勝でプロ編入となるが、昨日までに4番終わり、2勝2敗だ。
第1局 ● 佐藤天彦 (奨励会3段)次点2回でフリークラス編入資格あり、断って、正規4段を目指す。
第2局 ○ 神吉宏充 (6段、フリークラス)
第3局 ● 久保利明 (8段、Aクラス、名人挑戦クラス)
第4局 ○ 中井広恵 (女流6段)女流最強
第5局 - 高野秀行 (5段)11月6日 対局予定
第6局 - 長岡裕也 (4段)11月26日対局予定
以下は、編入試験決定の時、6月15日のブログです。(順位戦に上るための過酷な条件とは。念のため)
アマ将棋の強豪、瀬川晶司さんが日本将棋連盟に入会嘆願書を差し出し、許可されて過酷な6番勝負に挑むことはよい事だった。しかし、その受け入れ先が「フリークラス」とは!「フリークラス」は、順位戦(頂点は名人、クラスはA級、B1、B2、C1、C2、とある)を指さない。宣言してフリークラス入りするか、C2クラスで降級点を3度とるとフリークラス送りとなる。フリークラスは、10年在籍か60歳を迎えた年度の終了をもって引退となる。ほとんど10年で引退だ。(順位戦を指す棋士は、自分が指そうとすれば、何歳でも引退はない。)「フリークラス宣言者」は順位戦に復帰できない。では、瀬川晶司さんは、順位戦に(最下位のC2)編入のより過酷な条件とは?
1、「参加棋戦+8」勝、なおかつ勝率6割以上。
2、30局以上の対局で、よいところ取りで、勝率が6割5分以上。
3、年間対局数が「参加棋戦+1」*3以上。
4、全棋士参加の棋戦優勝。タイトル戦挑戦。
なんという過酷な条件なんでしょう?瀬川さん最下位の下のクラスで、10年でお払い箱になりそうな「将棋指し」に挑むんですか?NEC社員でアマチュアのまま、銀河戦優勝や竜王にでもなって、日本将棋連盟が「A級編入をお願いします」というまでがんばる方が、我々は面白くて、溜飲が下がるんですがネ。もっとも今までに、連盟に都合の良いルール変更は度々行われている。
嘆願書を認めて試験を課す以上「C2」に編入するべきだ!真剣師(賭け将棋で生活)、花村元司さんは60年前だったが、たしか5段(C1)編入だった。