日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

ディープインパクト無敗の三冠

2005年10月23日 18時56分09秒 | 競馬
行きたかったなあ!逢いに。今までのレースと違ってスタートが良すぎた。先行馬がどんどん行くので、かかってしまった。武豊騎手は1周目はほとんど引っ張りきりであった。こんなに苦しいレースは初めてではないでしょうか。ハラハラドキドキした「こんなに長い距離を、頭を上げるくらい引っ張って・・直線延びるだろうか」との心配だ。他の馬(サラブレッド)は、力一杯追える距離は300mから350mだと言われている。ディープインパクトは600mも追えるようだ。やはり、次元が違うよ。直線を向いた時には安堵した。その理由は解からないが、馬の持つ「オーラ」が見えたのだ。
かくして、単勝払い戻しは100円となった。(単勝の79.03%を占めた。馬券の払い戻し率は75%なので、JRAは持ち出しかな。100円だけ買うと発券料と払い戻し手数料、事務経費、人件費・・・は20%しかない、80%近くも買うと払い戻しも大変だ。100%買っても100円戻すらしいが・・)
そして、2ヶ月貯めた「大金」は、淀の空に藻屑となって霧散した。しかし、うれしい気持ちが湧いてきて、バクチで負けて帰る時のような虚無的な退廃的な気分にはならなかった。清清しいものであった。
稀代の名馬誕生を見届けた、見届けられたのだと・・・。