ストーブは赤々と燃える

ヤンキースが敗れて、一夜明けたニューヨークは、年俸総額２億ドル（２２８億円）の常勝を義務付けられた宿命か、各紙厳しい論調だ。
編成の総責任者「ブライアン・キャッシュマンＧＭ」は再契約されない。後任は、スカウト統括の「デーモン・オッペンヘイマー」有力と伝えている。契約を２年残している「ジョン・トーリー監督」も安泰とはいかない。「ジョージ・スタインブレナー」オーナー（大リーグは複数のオーナーが共有が一般的だが、一人で持っている）は、同じア・リーグ東地区の弱い「デビルレイズ」を退団したヤンキースＯＢの「ルー・ビネラ」が好きらしい。（すぐ気が変わるが・・・）
「メル・スロットルマイヤー」投手コーチは辞意を表明。７年契約の最終年だった「バーニー・ウイリアムズ」は、引退（音楽活動や解説）か移籍だ。「ケビン・ブラウン」も解雇され、「ホルヘ・ポサーダ」もトレードを噂されている。

さて、愛する「松井秀喜」は、「アーン・テレム」代理人（オーナーが嫌いだ）と相談だが、ヤンキースと契約を明言していない。「優勝を義務付けられた環境でず～とやってきたが（星陵、巨人、ヤンキース）、違う環境（弱いチーム）はどんなものでしょう」とも言っている。契約しなければ（１１月１５日までに）、フリー・エージェントとなる。

最大の悲しいニュースは、「ニューヨーク・ポスト紙」だ。敗戦の戦犯として、「アレックス・ロドリゲス」と「松井秀喜」と「マイク・ムッシーナ」を挙げ、戦犯トリオと論評している（ジョージ・キング署名記事）特に「松井秀喜は、８人のランナーを残した」と写真付きだ。

来期のユニホームはヤンキースが一番似合うが、選択は松井秀喜選手の考え１つだ。広いアメリカで自由に羽ばたいて欲しい気もする。ＭＬＢでは１つのチームで終えるのは１人か２人だけだ。日本からアメリカに渡ったのは「ワールド・シリーズ」を制して世界一（頂点に立つ）のが目的だった。

明日の「松井秀喜」を信じて、期待して、どこまでも応援します。