日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

映画スター待望

2006年02月10日 18時57分46秒 | 芸能
映画産業が衰退していくと同時に「映画スター」は、その生息域を狭くしてしまった。歌手でも歌舞伎役者でも舞台俳優でも、映画に出るということで、そのスター性を不動のものにしたものだった。それこそ、撮影所に現れると全員整列で迎えるという真のスターがキラ星のごとくいた。取り巻きは10人から20人もいたので、遊ぶにしても、一晩数百万円(いまでは1~2千万円)で豪遊したらしい。今では、高倉健や岩下志麻や吉永小百合・・・。それ以外の俳優は、テレビに活路を求めていって、バラエティにも毒されてしまった。
久々に「女優」に出会ったように思います。ただ、事務所が売りたいがために、映画スターを育てようという意欲がないのが残念です。
その「映画スター」に希望を抱かせるのは、女優二人です。
   
この二人は、「アイドル・ファンド」があれば投資したいものです。ただし、時代が安易に売り込むことを要求しているので、将来は事務所にもよるでしょう。
沢尻エリカ : 19歳、映画新人賞を総なめ。「パッチギ」の演技と「1リットルの涙」で監督、観客を唸らせた。うれしいのは、映画出演が次々と待ち受けていることです。
2006年初夏公開予定、東映「間宮兄弟」
     9月公開予定、松竹「オトシモノ」(主演)
     秋公開予定、東宝「シュガー&スパイス~風味絶佳~」
     秋公開予定、東映「天使の卵」

堀北真希 : 17歳、「ALWAYS 三丁目の夕日」までに12本の映画あり。
ちょっと心配は、フジテレビ2月28日放送の「翼の折れた天使たち」の宣伝のために、2月25日放送のバラエティ「脳内エステ、IQサプリ」に「レギュラー(漫才)」などと一緒に出演することなんです。
しかし、堀北真希も映画出演予定は4本もある。
2006年2月公開予定、「ケータイ刑事 THE MOVIE」
     2月公開予定、「春の居場所」
     6月公開予定、「TRICK・ファイナルー劇場版ー」
     初夏公開予定、「着信アリ・ファイナル」

ちょっと、沢尻エリカがリード(作品の質で)しているようにも思いますが、堀北真希が2歳も若いので、将来性は同じようなものでしょう。
事務所は、タレントとして育てずに(短い期間で使い捨てられる恐れがある)映画スター(長期に備えて)として、久々のスターに育てて欲しいものです。 

ヤンキースの補強

2006年02月10日 09時22分26秒 | 松井秀喜
’03年にヤンキースで選手生命を終えるかと思われた(実際、最終試合は引退試合の様子でありましたが・・)ロケット(Roger Clemens)は、故郷でのプレーを熱望し、アンディ・ペティットと共に「ヒューストン・アストロズ」に移り、ヤンキースの投手陣は弱体化しました。去年、アストロズは、ワイルドカード進出を果たし、クレメンスも13勝8敗、防御率なんと1.87(メジャー第1位)、(年俸は21億2千万円)という完璧さでした。攻撃力があれば勝敗の差は大きくなったでしょう。
毎年、引退か?と騒がせる、「お騒がせマン」ですが、「ニューヨーク・タイムス」など3紙が、ヤンキース復帰熱望と報じています。
【Roger Clemens has still not decided if he will pitch in the major leagues this season, so Brian Cashman and the Yankees are ready to pounce if he elects to return.】
ブライアン・キッヤシュマンGMは、「彼が今期もプレーするならば、確実に考慮する」と言っています。獲得競争になれば、年俸は、高騰するかも知れません。
ヤンキースの弱点は、投手力でもありますが、年俸高騰でもあるんです。富裕税を40億円もはらっているんですから、弱小球団の総年俸ですよ。野茂投手など、デビルレイズを追われたのは、年俸8000万円+出来高200イニング7000万円の出来高を払いたくなく、200イニング寸前に解雇されたんですから。そのデビルレイズに負け越すヤンキースっていったい何なの。野球はむずかしい。
ヤンキースの補強は、トム・ゴードンの後釜にカイル・ファンスワース、センターにジョニー・デーモンを獲得しましたが、例年の大型というには程遠いものでした。投手力は不安も大きいですから、1年契約なら43歳の「ロケット」に球界一の年俸アレックス・ロドリゲスに近い25億円(イチロー選手2人分)も提示するでしょう。全試合出場する(162試合以上)松井秀喜選手でも15億円なんですから。