日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

太田渉子選手、おめでとうございます

2006年03月12日 20時01分46秒 | 応援します!この人生!
kunio_nikkiが熱烈応援します「太田渉子(16)」選手が、トリノパラリンピックのバイアスロン女子12.5Km立位で銅メダルを獲得しました。本当にうれしいです。おめでとうございます。
太田渉子選手は、1989年生まれ、16歳。日本チーム最年少。
日立システムジュニアスキークラブ所属。種目は、クロスカントリー、バイアスロン、リレー競技。
山形県北村山高校1年在学中。先天性左手欠損の障害をもつ。2003年度国内各種大会で頭角を表す。2004年ワールドカップカナダ大会にて、4種目上位入賞し、関係者の注目をあびる。2006年トリノ大会、2010年バンクーバー大会の期待の星。

太田渉子さんは、「今まで支えてくれた方々にメダルを掛けてあげたい」と笑顔をはじけさせました。射撃は、ミスを各回1度ずつにとどめて手堅くまとめ、ペナルティーは全選手で2番目に少ない4に抑え、初出場のパラリンピックでの最初の競技での表彰台につなげました。「今までにないくらい準備もしていたので緊張はなかった。レース中も普段と同じ」、大舞台にも強心臓ぶりを発揮して初陣を見事に飾りました。
以下、2月24日のブログ一部再掲。
【日立システムスキー部は、障害者だけのスキー部をつくり応援しています。トリノオリンピックは、230人もの役員、選手を送り込んだ(選手は半数ほど)。出来るだけ多くの選手を送っただけ、選手選考も妥協の産物というバカらしいものでした。(名前だけ、昔の名前で出ています。と言う人もいた。)出でよ若者!オリンピックに何回も出場するのは、努力の賜物でしょうが、新しい力が育っていないとも言える。そして、来月から、同じトリノで行なわれる「パラリンピック・トリノ大会」には、40人の選手が参加します。kunio_nikkiは、太田渉子選手を熱烈応援したいです。片手でストックを操り、トリノの急斜面を駆け抜けて下さい。きっとメダル(奇跡を・・)が待っています。また一つ「誇り」を手に入れて下さい。あなたは、誇りです。がんばりましょう】

また、バイアスロン女子12.5キロの視覚障害で、小林深雪選手(32)が2大会ぶりの金メダルに輝きました。
ガイド(視覚障害者の伴走者)の小林卓司さん(高校教諭(47))とともにゴールすると、チームの荒井秀樹監督から「1番だよ、深雪」の声が飛ぶ。小林選手の目に涙があふれ「うそみたいな感じ。うれしい」と喜びの言葉がこぼれた。
02年の前回大会では出場種目のうち6位が最高。経済的な問題もあって競技を続けるかどうか悩んだ。老人ホームのパート業務で収入を得ながら、貯蓄を取り崩して遠征などを重ねていたが、それも底をついてきた。
 そんな時期の04年11月に、日立システムアンドサービスが設立した障害者スキーの実業団チームに入社。マッサージの技術を生かして健康管理の仕事をしながら、競技にも十分に集中できる環境を手に入れた。
 病気で光を失い始めたのは小学2年生のころ。盲学校の恩師の勧めで競技に取り組み、苦難を乗り越えたベテランが、3度目の大舞台で返り咲いた。「自分の力と支えてくれる皆さんの力が合わさって金メダルが取れた」との声が弾んだ。
なお、視覚障害者の伴走者にも競技者と同じメダルが贈られます。小林卓司さん、金メダル、おめでとうございます。あなたの努力は、私たち応援するだけのファンにとっても、誇りです。