尼崎市立成良中学琴城分校

【毎日新聞地方版：戦争や貧困などで勉強の機会を失った在日コリアンや日本人の高齢者らが学んでいる夜間中学の尼崎市立成良（せいりょう）中学琴城（きんじょう）分校＝同市南城内＝の日常をとらえた写真の展覧会が来月７～１５日、尼崎市東七松町１の市役所で開かれる。読み書きなどを学ぶ喜びを、写真家、宗景正（むねかげただし）さん（５８）＝同市東園田町４＝が活写した作品が並ぶ。無料。会場では生徒募集も行い、生徒や教師が就学相談などを受け付ける。
　同校生徒は現在５２人で、平均年齢は約５９歳。戦争や日本の植民地政策による差別や貧困で就学の機会を失った在日コリアンや、戦時下で生活に追われ勉強できなかった日本人らが在籍する。近年は、中国などからの研修生や日本人と結婚し海外から来日した人たちも増えている。宗景さんは９５年から生徒の姿を撮影し、昨年、写真集「夜間中学の在日外国人」を出版した。会場にも、表情豊かに生徒たちが学ぶ授業風景など約６０点を展示する。
　同校では毎春、尼崎市の阪神尼崎駅前などでチラシを配って生徒募集をしているが、文字が読めない人でも雰囲気が感じられる「写真」の力を借りて募集に弾みをつけようと、初めて、写真展会場で生徒募集をする。宗景さんは「夜間中学校の存在を知ってもらい、読み書きを学ぶ機会を求めている一人でも多くの人に、学校の門をたたいてもらいたい」と話す。
２４日、森岡真理子さん(16、日本国籍)が卒業しました。貿易会社社長の父洋一さんが’０２年に４４歳で死亡したので、その後母親の母国フィリピンで生活していましたが、昨年７月に日本に帰国。家計を助けるために仕事（携帯電話組み立て作業）をしていましたが、勉強したいと、尼崎市教委に相談、この学校を紹介された。日本語はまだ不自由な部分もありますが、フィリピンで韓国人や中国人と共に英語の授業を受けていたので（インターナショナルスクール）単位が認められて卒業しました。４月からは、西宮市の単位制高校に進学します。】
卒業という気持ちが伝わります。高校でも、新しい出会いや経験があるでしょう。しかし、「中学卒業」はあなたの新しい歴史です。がんばりましょうね！

「ＷＢＣ」の話題がにぎやかでしたが、早くも「パ・リーグ」が開幕しました。やはり、ＷＢＣのスケジュールでは、あわただしいですね。
イチロー選手の株が高騰して（ＣＭにもひっぱりだこ）、松井秀喜選手の株が落ち込むなんて、予想だに出来ませんでしたが・・。ＷＢＣの出場を見合わせたのは、２人（イチロー、大塚）以外全てですから、１人で矢面に立つようなことで、残念でもあります。明日のオープン戦（ヤンキース対デビルレイズ）は放送10:10があります。「やはり・・・凄い！」と唸らせて下さいますようお願いします。