日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

そんな奴おらんやろ

2006年06月19日 18時55分30秒 | 残日録
「人生訓」、「好きな言葉」を問われて、「得意泰然、失意平然」と答える人が多々いる。
「そんな奴おらんやろ」とお答えしましょう。喜怒哀楽が顔に出ない人なんて誰が信用しますか。手柄を上げても泰然としていて喜ばず、失意の時にしょげかえらず平然としているなんてまるで死人です。「笑ってごまかせ自分の失敗、厳しく追及他人の失敗」といきましょう。(ただし、日常の友人間で。仕事上のことでは余計トラブルの元ですから)小説でも、会話でも「起承転結」は必要なんですから。
武士の世界では、死を前にして、「辞世の句」を残していますが、よく自分の人生を顧みれるものと感心します。それを的確に「歌(和歌)」に出来る能力にも。親子の間でも、下克上のある過酷な人間関係の中で、どう生きたか読み取れるのも不思議です。後世の近親が代作したのもあるかも知れません。

座右の銘?と問われて答えるのは愚の骨頂ですよ。あなたの人生観ではなしに人生を問うているんですから、哲学ではなしに、武者小路実篤の「日々是好日」とでも答えておくと無難です。
雑誌を買いに出て(都会に)、帰りにはホームセンターで日よけ(5枚も)買った。ガス欠ぎみなので補給。1万円が、さよならも言わずに、書置きも残さず出て行った。