日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

人生に金はいくら必要?

2006年06月26日 16時22分50秒 | 残日録
【米国の著名投資家、ウォーレン・バフェット氏(75)は25日、保有資産の大半を慈善団体に寄付する意向を表明した。
 米経済誌フォーチュンなど米メディアによると、同氏は会長を務める米バークシャー・ハサウェイの保有株式の約85%を7月から段階的に五つの慈善団体に寄贈する。
 寄付総額は約370億ドル(約4兆3000億円)近くに達する見込み。
 このうち8割強は米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が設立・運営する慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」に寄付される見込みだ。バフェット氏も慈善団体を設立・運営してきたが、旧知のゲイツ氏の活動に共鳴しており、ゲイツ氏の財団に資産を集約することで資金の有効活用が図れると判断したという。】

ウォーレン・バレット氏は投資家で実業家ではない。金で金を作ってきたのです。そして、齢(よわい)75歳ですから、100歳までの人生を考えても、残り資産(約7500億円)は、多いように思います。毎年300億円を消費し続けてなくなる金額です。資産は、優良会社の株式などですから、まだまだ増えるでしょうに。
それにしても、この金額。寄付金も莫大ですが(85%)残りの金額でも考えられない金額です。アメリカの経済の巨大さと、貧富の差の大きさに驚くばかりです。A・ロッド(MLBで最高年俸27億円)でも、1850年もプレーしなければならないなんて。松井秀喜なら、3333年もです。
日本の庶民は、妻や夫の不満を口にしながら(アンケートによりますと、ストレスの第一は家庭にあるらしい)慎(つつ)ましく生きていくしかないようです。